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パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



ラディッキオの収穫祭 33°Festa del Radicchio Rosso di Treviso a Dosson :: 2019/02/14(Thu)

ラディッキオの季節のピークももう最高潮を迎え、もうそろそろ終盤にさしかかっている。

1月最終週には毎年恒例の、この地域のほぼ最後となる収穫祭(サグラ)が、トレヴィーゾ県のドッソンという町で開かれた。今年は第33回目の開催となる。

会期は約2週間。その間、ラディッキオを使った料理が振舞われ、また土地の産物などを販売する小さな生産者たちなどが露店を出店する。

盛り上がるのは週末や夜。私は今年のサグラには、東京でこのラディッキオを輸入・販売してくださっている同僚3名、そしてそれをたくさん使ってくださってくださるレストランのシェフやスタッフの方々と参加する、という素敵なチャンスに恵まれた。

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参加した夜は、毎晩、主催者側で企画する特別な宴の場。毎晩趣向が変わるのだが、この夜を狙っていったのは、知り合いのシェフ二人による共演の夕食会であったから。地元でも有名な、いつも非常に質の高い料理を提供してくれる2店のシェフだ。

時間となりこの特別ディーナーの場に参加したのは約400名。ずらっと並ぶ長テーブルは圧巻。そしてみるみるうちにテーブルは予約客で埋まる。

料理はもちろん前菜から全てがラディッキオずくし。なんといっても外せない、リゾットは、続々とお替わりをお願いする声もあがる。

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ドルチェももちろんラディッキオで。地元のドルチェとして外すことのできないティラミスをラディッキオのリキュールを効かせた効果。

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夜がふけてくると、ステージではダンスパーティーなるものも始まる…流れる曲も自分が若い頃にさんざん耳にしていたひと昔前のポップ。そこに集うのは、もちろん若者ではなく、それなりの年齢のカップル…。それでもあちらこちらで笑いが絶えない夜はいつまでも続く…。

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そんななか、この夜の功労者を讃える会の締めが始まって、なんと、私たちにも特別賞などが与えられるハプンニングなども。

ラディッキオという土地の名産を通じて、土地の人たちが一同に会し、そして存分に楽しむ、というとても素敵な会。
来年はどんな形で参加できるのか、楽しみ!

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毎年恒例!コンバイの栗祭り Festa dei Marroni di Combai :: 2018/11/04(Sun)

今年も行ってきました。トレヴィーゾ県、コンバーイ(Combai)の栗のお祭り。プロセッコの産地に隣接するこの地域は、ちょうどぶどうの収穫が終わり、一息ついたころに栗の季節がやってくる。

今年は74回目を数える栗祭り。多くの人々が栗を楽しみにやってくる。

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小さな町はこの期間となると多くの人で賑わう。
栗料理が振舞われるメイン会場のテントにて、まずは栗料理。

栗のパスティッチョ(ラザーニア)と栗入りのスペツッァティーノ(肉の煮込み)。無理やり栗を入れた感のある皿…のような気もするけれど…。

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そして、この日のメインは焼き栗!
アッツアッツのそれを手を真っ黒にしながらいただく。

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カウンターのお姉ちゃんに食事が終わってから取りにくれば?熱いほうが美味しいわよ。と言われたが、食事代わりにしてでも今すぐ食べたい!とすぐに出してもらった。

これのお供には、トルボリーノ(Torbolino)を。この年の収穫ぶどうのまだワインになりきっていない新種。アルコール発酵は終わっているころだが、まだ濁ったまま(トルビド)だから、トルボリーノという。

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会場を変えると、こちらは焼き栗のみ専門のテント。大きな大きな鉄鍋で大量の焼き栗を準備する。

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カウンターでは子供たちもお手伝い。ワインだってもちろんサービス。

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栗の定量袋詰め機にて…

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テント内ではあっちでもこっちでも栗を食べる、食べる、食べる…

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秋の恒例行事はほんとに例年、何も変わらずに同じスタイルそこにいることが、よい。

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Cantine Aperte 2018 カンティーナ・アペルタ :: 2018/05/28(Mon)

毎年5月の週末となると、カンティーナ・アペルタといって、イタリア全土のワイナリーを解放した企画が行われている。モヴィメント・トゥーリズモ・デル・ヴィーノ(Movimento Turismo del Vino) という団体がこれを企画する。ワイン産業をひとつのトゥーリズモの一環とし、各地にてこのイベントに参加表明をしているカンティーナを週末に解放し、集客。よい季節でもあることから、かなり多くの人々が週末のドライブがてらにワインを楽しむことのできる楽しい企画だ。

この機会に、カンティーナから直接ワインを購入することもでき、また、大抵の場合が無料でワインの試飲及び食べ物を提供することとなっている。

今年は日曜日の1日をカンティーナ巡りとした。トレヴィーゾ県の東側、フリウリとの州境でもあるピアーヴェ川沿いのあたりを中心に3軒を訪問。

午前中に訪れたこのカンティーナは、地元種のラボーゾを中心に約10種のワインを展開している。午前の早いうちには、まだ訪問者もまだ正気…。到着したらちょうど土壌とブドウ、ワインとの関係についての講義中。長かったソムリエの講習を思い出しながら聞き入る…

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外では、パニーニなどが振舞われ、カンティーナ内では、自社ワインのデグスタツィオーネ(試飲)が。

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この地区のピノ・グリジョ、カベルネ、メルローをはじめ、ラボーゾにいたっては、スプマンテからパッシートまで…となかなか興味深い商品群。タンニンのしっかりとした個性の強い品種だが、ここ最近はその良さが見直されて注目品種のひとつでもある。

場所を移動し、さらにフリウリ方面、プレマッジョーレ地区へ。

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もともと知り合いのカンティーナで、ここのソーヴィニオンはとても好み。畑にてまずはデグスタツィオーネを…と促され、いってみたら、もうすでにほろ酔いの人たちでいっぱい。

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ブドウ畑はブドウの花が咲き終わり、実がしっかりとつき始めてくる時期。

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カンティーナに戻り、空いているテーブルに陣取って、ここでじっくりと再度試飲を…

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この後にももう一軒まわってから帰途へ、と。

天気もよく、楽しい良いイベントな1日。



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チーズの祭典「フォルマッジョ・イン・ヴィッラ (Formaggio in Villa)」 :: 2018/05/01(Tue)

毎年この時期に開催されるイタリア全土から集まるチーズの祭典。ヴェネツィア県のサンタ・マリア・ディ・サーラという町の、ヴィッラ・ファルセッティというヴェネツィア貴族の邸宅にて行われる。

期間は4月28日から5月1日まで。気候もよいこの時期、開催時刻より多くの人が足を運ぶ。

中世のお屋敷内、いろんな顔の会場が各ブースとなり、なんだか面白い空間づくりだ。

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イタリア各地のチーズの生産者、サラミ生産者、ワインやクラフトビール、他、希少な生産物を集め、会場内、美味しいものでいっぱい。
チーズにいたっては、牛、羊、山羊乳、熟成の変わったもの…など。見た目にも珍しいものが数多く並ぶ。

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サラミ、ハム類も然り。

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展示即売することもあり、試食もあちこちにて、各自好みの商品をみつけては、購入…ということで、帰りは皆がたくさんの袋をさげて帰ることとなる。

中心の大きな仮テントでは、食事処も。ヴェネトを代表するアジアーゴの協会が仕立てる仮レストランでは、アジアーゴとグリーンアスパラをソースにしたマッケローニ、バッカラ・マンテカートを中身に詰めたトルテッリーニをアジアーゴのソースで…と、これでもか、というくらいなメニュー。

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もう、これ以上無理…というのに、気づいたら自分も両手に袋を抱えている…




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110° トレヴィーゾのラディッキオ祭り (Antica Mostra del Radicchio Rosso di Treviso IGP) :: 2017/12/10(Sun)

毎年産地では各地にて恒例となる、ラディッキオのお祭り。この週末はトレヴィーゾの旧市街地内にて開催された、ラディッキオの収穫祭としては最も歴史のあるもの。110回目を数える。

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ラディッキオは、イタリア国内でもこの地でのみ生産される非常に希少な野菜。野菜の中でも高価なもので、ラディッキオには数種が存在するものの、トレヴィーゾ産の晩生種である、タルディーヴォ種は特別感のあるもの。

タルディーヴォ種の生産が本格的になり、産地呼称の認証マークであるIGPの添付が許可される11月以降では、生産地域の各地で次々と収穫祭が開催される、というわけだ。

トレヴィーゾの旧市街地の中心部に設置された仮テント内には、中央に大きくとられた生産物の展示がまず目をひく。

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産地内にて、各生産者たちから持ち込まれた選りすぐりのものばかり。それだけあって、形も色も、そして味も良品揃い。形状や色が非常に個性的なこの野菜は、見た目の美しさもかなりその品質に関わってくる。見た目のよいものは、ほぼ味もよい。全てにおいてバランスがとれていなければならない、というか、必然的にそうなる傾向にある。

会場内では、ラディッキオの即売所、ラディッキオを使った関連商品及び、土地の各産物の生産者などのブースが並ぶ。

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そして、もちろんラディッキオを使って振舞われる料理など。

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各ブースには、毎年駆り出されているのであろう、料理人たちが仮設キッチンで腕をふるう。

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中央ステージでは、料理デモンストレーションなどの各種イベントが催されているが、私が訪れた時間には、ちょうど子供たち向けのラボラトーリオが開催されるところだった。

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我が娘も参加し、皆で作ったものは、土地の名物ドルチェ、ティラミス。3歳から11歳までの子供たちがうまく平均して集まり、ステージ上にて指導を受けながら、一皿を完成させる。

この週からイタリアはクリスマス開始。街中にはクリスマスマーケットが始まり、人出もぐっと多くなる。
街角のオステリアも、このシーズンはラディッキオでデコレーション。

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