パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



春が来たっ! :: 2016/03/31(Thu)

待ちに待った季節の到来。先週の日曜日はパスクアで、春到来にはぴったりな時節柄。パスクアは大きな計画も何もなく、家族でひっそりと過ごした数日。

お天気の良さに誘われて、休日中は、近所へ小旅行。遠くへ行かずとも、なかなかに楽しめるいい地形にもあやかることになる。

そのうちの1日は、パドヴァとヴィツェンツァの県境となる、ベーリチ丘陵地帯(Colli Berici)へ。

山道を行った先は、なだらかに広がるブドウ畑。剪定もちょうど終了した時期でもあるので、小綺麗になったブドウの木が整然と並ぶ穏やかな風景だ。

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一面に絨毯を敷いたかのように広がるたんぽぽが咲く場所の、あまりの穏やかな美しさに、思わず車を止めて一休み。

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この先に思いがけず、いいワイン農家に出会い、またの再会を約束しつつ…お腹がすいて、走る道すがらに入った町のトラットリア。

なんだか名物おじさんみたいな店主に、可笑しくて笑いの止まらない昼食ではあったが、食べたものは、いつもと変わらず、ヴェネトの素朴料理。

ビーゴリの鴨ラグーやら、

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バッカラ・アッラ・ヴィチェンティーナ など。

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会計を済まそうと、出口のカウンターで食後酒など飲んでいたら、こんな張り紙、発見。

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「In questo ristorante si fuma un giorno Sì un giorno No, oggi No」→「このレストランでは、ある日はタバコ吸ってもいいけど、ある日は喫煙禁止。今日は禁止の日」

つまりは、いつも「喫煙禁止」。こんなジョーク、私好み。




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冬と春 :: 2014/03/09(Sun)

土曜日の朝、天気もよくてチェントロへ用足しに。

大好きなメルカートのあるピアッツァは、陽気の良さと土曜日ということが相俟って、なんだかすごい混雑ぶり。外に出されたバールのテーブルはどこも満席で、あっちこっちでスプリッツのオレンジ色がちらちらしている。

この時期の八百屋の店先は冬⇔春が入り乱れ。

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冬の野菜の代表選手たち。

ラディッキオ各種。

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プンタレッラやらの冬の緑野菜たち…

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が並ぶなか、春を思わせる、淡い緑の野菜たちが幅を利かせ始めた。

ピゼッリ。

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ファーヴェ。

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アスパラジ。

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ブルスカンドリ。

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カルチョッフィ・マンマ。

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カステラウーレ。

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ヴェネトの露地物がでるのは、今しばらく先となるが、春先の華やかさが暖かな日差しとともになんとも気分を明るくしてくれるかのよう。

3月8日の女性の日にて、ミモザの花も花屋の店先に。

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結婚式を終えたばかりのカップルも華を添えるかのよう。

私に届いたミモザは、これ。びおら作。

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ありがとうね。




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晩夏のアニヴェルサーリオ :: 2013/09/08(Sun)

朝晩がすっかり涼しくなった今日このごろ。すっかり夕暮れの時間も早くなってきて、また季節が変わってきたのを感じる。

そんな夜のお呼ばれ先は、パドヴァ郊外にてケータリングサービスを経営しているMAPPという会社の50周年記念パーティ。

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ここのケータリングは各界様々な場面にてのサービスにて、ヴェネトのみでなく、遠くからもサービスの依頼を受けるケータリング会社としてはかなり有力・優良な企業。

お呼ばれしている面々も、日常のテレビのニュースにお馴染みの顔がちらほら…あ、芸能人系ではなく、政治系です。

50年の歴史を振り返る社長とその横にご婦人。

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パドヴァのホテルレストラン学校、アバノテルメにある学校の学生への奨学金制度も設けているとかで、表彰式なるものがあったりもする。

この日のお料理はこういうパーティではほぼ用いられるアンティパストは各自ブッフェにて。会場に入ると目の前の大きなテーブルは料理で埋め尽くされていて、それがまた豪華!!アンティパストとは思えない豪華ぶりにお腹を空かせて到着した私たちはここでかなり加速してしまった…

写真ボケボケなり。このテーブルはヴェネト料理のテーブル。おなじみの土地料理、そしてパスタ・エ・ファジョーリ。

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着席するテーブルがあるとは知らずに、ここだけで盛り上がっていたのに、席に通され、それならば、と着席。

セロリがたっぷり効いた野菜のリゾット。これは参加者にすごく大好評だった。

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そのあと、仔牛のロースト。今年の初もの、ラデッキオが添えられてきた。

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会はさらに盛り上がり、中央の大テーブルはドルチェがずらり…

もう写真を撮る気分さえ失ってしまって、もうたくさん…と思いながらもいくつかを試して、この日のお夕食終了。

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あー、あと夏休み数日残すのみ!!

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土曜日の野菜売り :: 2013/07/28(Sun)

我が家の野菜・果物の多くは町の中心に毎日たつメルカートにて仕入れる場合が多い。のだが、地元産である季節の一般野菜は農家にて調達、というのが一番理想。メルカートも品は悪くない(店を選ぶ必要あるけれど)が、やはり生産者の顔の見える、採れたての野菜は新鮮さが違う。

最近よく利用するのが、ここの農家。自宅から車で約15分、昔ながらの農家造りの家の軒先で土曜日のみ直販している。都合があう限り、ここで入手した野菜たちで何日かを過ごしている。

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周囲はトウモロコシ畑。この時期はかなり背丈も伸びてきて、青々とした風景。

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裏ではタバコの生産も。

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タバコはひと昔前までヴェネトの重要な生産物であった。近年は世界的大手のタバコ会社傘下の生産・販売によりタバコ生産も人件費の安い地域及び国へと移行してきているので、だいぶ様子が変わってきているのだという。
今でこそ、見渡す限りのとうもろこし畑、という風景の広がるここの土地も、昔はたばこ畑が一面に広がっていたのだとか。

さて、この日は夏野菜オンパレードする彼らの手がける野菜と彼らの同業者から運ばれてきた果物など。値段もかなり割安なことも手伝って、気づくとものすごい量を手にしていることになる。

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夏野菜の代表、トマト、キュウリ、そしてナス。ナスはいくつも種類があって、ナス大好きな夫の指示のもとに、全ての種類を購入、細くてひょろひょろ~なこれは、実がしまっていて、美味しい。通常の形も手に持つと新鮮とだけあってずっしり。同様の形で白い皮のものもあって、珍しいので買ってみた。
丸いボール状の色が少し薄いヴィオラ色のも、実がしっかりとしている。

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娘をここに連れていくといつも楽しみにしているのが建物裏手にある鶏の飼育小屋。鶏、ターキー、カモ、アヒル等々。

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そして、こちらの豚はヴェトナム豚。久しぶりに顔を見にいったら妊娠中のようだった。近づいたら彼女も小屋から出てきたが、何も美味しいものにありつけないと解るとさっさとまわれ右して帰っていった。

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この日の夜はナスのグリル。焼いてからすぐにいただくのではなく、焼いたあとに生のニンニクの小片を少量広げ、塩、オイル、そしてビネガーを少量ふってしばらくほんの数時間おいてから食べるのが好み。そして、同日に買ったズッキーニをたっぷり入れたフリッタータ。
この日も美味しく夏の味をいただきました。

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カルチョッフィのオイル漬け :: 2013/04/26(Fri)

縁あり、カルチョッフィを山ほど抱えて家に着いた。2週間ほど前の話。

カルチョッフィの里はローマ周辺、中部イタリアの先住民族であるエトルリア人の築いた土地でもある。

古代ローマ人の築いたとされる宿場跡。

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小麦の畑の先には遺跡。

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ここ20年ほどで随分と環境が変わってしまったとのことで、昔ながらの農家もだいぶ影を潜めてしまったらしい。
が、風にのって香ってくる先に歩くと、やっぱりいた!牛さん達。

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豚も日向ぼっこ中。

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農家の庭先には藤の花がもう満開。

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…ということで、欲張り根性丸出しで大量のカルチョッフィを持参して帰宅し、やってみた。相当な量がこの瓶の中にギューと詰まっています。×4瓶仕込み完了。

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あと、もうしばらくしたら開封できる。もうしばらくしないと食べごろにならない。

と、台所の食糧棚を開けては眺めている。うまく出来てるといいなぁ…

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