パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



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ちょっとヴァカンツァ :: 2010/06/19(Sat)

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毎年訪れるクロアチアのロヴィーニョ。今年は早々と行ってきました。いつものごとく、明日出発しよう!と突然のヴァカンツァ計画。

スロヴェニアを通りクロアチアへ。国境を2回超えて三角地帯のイストリア半島へ。
バスの中で知り合ったスウェーデンの2家族と意気投合。なんと1歳の赤ちゃんを含む子供3人を連れてバスや電車を乗り継ぎ、イタリアを旅してクロアチアまで来ているらしい。

美しい小さな町は変わらずいつもの風景が私たちを待っていて、毎年こうして訪れることのできるのは幸せなこと。子供が生まれてからは、去年はこうだった、ああだった、と思いだしたりもする。宿泊先も同様、毎年変わらずのアパルタメントのオーナーが笑顔で迎えてくれる。

魚料理、イストリア産の羊のチーズ、生ハム、オリーヴオイル、ワイン。。。美味しいものが豊富。

天候にはあまり恵まれなかったものの、自転車をレンタルし町を端から端まで走りぬけ、赤い大地と澄み渡る青い海の美しさを実感。

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また来年も来ることができますように。今年も美しい海を見ることができたことに感謝。




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テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

  1. 他の国
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エノテカ カ・マニン Enoteca Ca’Manin :: 2010/06/13(Sun)

遡ること1800年代からこの地においてワイン製造をしていた歴史のある、エノテカ・アグリツゥーリズモ。パドヴァ郊外、エウガネイ丘陵地帯にあるヴォーVo’という町にある。

ここを仕切っているのはビアシオ一家。現在3代目であるジョヴァンニさんと4代目の息子さんを中心に家族で経営をしている。

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緑のひさしが目立つエノテカ部分とその右脇には彼らの自宅、はさんで左側には2グループが宿泊できる施設あり。近年のアグリトゥーリズモのブームにのってか全面的に改装。このエウガネイ丘陵地帯には小さなこういう類の施設が数多くあるが、どこも最近では小綺麗に改装しオスピティを迎える受け入れを整えているようだ。

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この家自体は1年半前に改装したばかり。窓枠などは塗り替えられて可愛らしくなっているが、建物自体は昔からのもの。何年前のものかは訪ねるのおを忘れてしまったが、本来は日雇いの農業者たちの宿泊所となっていたらしい。内装ももちろん清潔に改装済み。朝食つきで50ユーロ。

周囲は彼らのワイン畑。10ヘクタールのワイン畑ではカベルネ・フラン、メルロー、カベルネ・ソーヴィニオン、マルベック、シャルドネ、ピノー・ビアンコ、セルプリーノ、モスカート、ラボーゾなどその年のでき具合でワインの品種を変える。
エノテカにてワインの試飲及び簡単な食事も可能。そして彼らのつくるワインの販売もしている。

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見渡す限り、緑色。ブドウ畑では太陽の日差しを受けて実を膨らまそうと待機中のブドウ達が。そしてただ現在成長まっただ中のトウモロコシ畑、そしてそろそろ収穫を迎えようとしている小麦畑。
さわやかな空気が心地よし。

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  1. Agriturismo/アグリトゥーリズモ
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ある日のピッツェリア :: 2010/06/12(Sat)

鉄道駅より北側、住宅街の一角にあるピッツェリア。田舎にありがちな広いホールと併設されたバール、そしてタバッキ(タバコ屋)。

用事あり、ピッツァを食べに行くことになったのだが、まあ、ピッツァは普通のピッツァ、特に特筆する必要なし。

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ただし、ここのオーナー家族がとてもユニーク。そのユニークさは、

①オーナー夫妻の苗字。
店名は、ピッツェリア・カポットPizzeria Cappotto、そしてバールとタバッキはパラディーゾParadisoという。特にパラディーゾ(天国)はなんとも田舎らしい名前の付け方、イケてないなぁ、と思ったら奥さんの苗字。カポット(コート)は旦那さんの苗字。“天国”と“コート”か。。。
ちなみにイタリアは基本的には夫婦別姓で、子供は父親の苗字を名乗るのが普通。だから家族の中では母親だけが違う苗字を名乗る、ということになる。

②女性ピッツァイオーラ。
この夫婦には2人の娘さんがいるのだが、そのうちの一人がここでピッツァを焼いている。
そういえば、あんまり見かけない、女性がピッツァを焼いているのは。

③サッカー中継、店主たちのみ楽しむ。
店内にはサッカーの中継が、このときは親善試合か何かだったか。。。音はホールに響き渡るものの、どこで見てるのだろう、、、と思ってバンコを見たら、テレビの画面はホールに向かっているのではなく、バンコの内側に向いていた。
南出身のご夫婦だから、特に熱いのは解るが、せめてみんなが見えるように配置してくれたらいいのに。。。

④そして、奥さん、妙に明るい。
南の人特有な会話の調子、声のトーン。帰りがけに、彼らの出身のアマルフィのレモンをくれた。これがすごくでかい。
写真を撮るよ、と言ったら、渡してくれたレモンを私の手からひったくって、にっこり笑顔。。。

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と、飾り気のない町のピッツェリア。近所の人たちがぶらりと食べにくる場所。でも、残念ながら20年以上、ここでがんばってきたこのご夫婦はこのピッツェリア、バール、タバッキとも今月末で人に譲ることになったらしい。


  1. 未分類
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料理教室 チケッティ編 :: 2010/06/10(Thu)

チケッティcichettiとは、ヴェネツィアでチケッテリアやバーカロと呼ばれるオステリアにて常備されるおつまみ(総菜)のこと。この惣菜のことをチケッティ(単数でチケット)と呼ぶことから、 “チケッテリア”という名称も生まれている。

今回の講師はキオッジャ生まれの料理人、アントニオ氏の指導のもと、これらの総菜を再現。

どれもこれもそれほど手のこんだものではないものの、素朴で普通に美味しい。チケッテリアでは大抵入口にこれら惣菜の並ぶバンコ(カウンター)があり、これらをつまみながら、一杯のワインを飲みながら店頭にたむろっているのが日常。
酒に合うつまみだから味もそれなりにしっかりしている。

私がヴェネツィアでこういう業態の店に行くと、必ずや注文する揚げもの類。ポルペッティと呼ばれる肉団子はこの代表格。たいていはひき肉にジャガイモが少し混ぜこんである。少し扁平にするのが本来らしい。

そして、キモ好きの私にはたまらないのが、内蔵類。チケッテリアによっては見かけるところとそうでないところがあるが、これも伝統。
テティーナtetinaは肺、スピエンツァspienzaは脾臓、ネルヴェッティnervettiは腱の部分。それらは茹でて塩、オイルなどでマリネされている。
この日はネルヴェッティをキオッジャ産の新タマネギとプレッツェーモロ、そして塩、アチェット、オイルで味つけ。そのコリコリとした食感を味わうもの。

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2番目の胃袋、トリッパtrippaはしっかりり茹でて塩、コショウ、オイルで。そしてトマトで煮込んで、そして衣をつけてフライにもする。
3番目の胃のセンマイもトリッパと同様に混ぜて調理したが、イタリア語でも同意でミッレmille(千)と呼ぶとは、知らなかった。
そして、これは砂肝のペースト。

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他、野菜の詰め物をオーブンで焼いたもの、フィオーレ・ディ・ズッカ(ズッキーニの花)の詰め物をしたオーブン焼き、等々、魚介料理を除いたチケッッティを調理。

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つくりながらつなげたテーブルにのせ、にわかチケッテリアの完成。

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  1. Corso di cucina/料理教室
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季節は夏へと。。。 :: 2010/06/09(Wed)

ようやく夏らしい陽気に。6月に入ると、もうすでに周囲はヴァカンツァのことを考え始める。というのも子供たちの学校も大半は今週で終了。これから9月半ばまで長い夏休みに入る。

メルカートはもう夏色。
この季節で目立つのは、断然にサクランボ。旬が短いこの果物も、サクランボだけの専門業者も出るほど、そして価格もだいぶ下がっている。ヴェローナからヴィチェンツァの丘陵地帯及びバッサーノ周辺はサクランボの産地。今年はなかなか気温が上がらずにサクランボの季節も遅れたが、今が最盛期のよう。

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そしてここ数日で出始めたフィーキ(イチジク)。

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ピゼッリ(グリーンピース)ももうそろそろ終わりかな。ここらへんでは、ピゼッリを使ったリゾットは伝統料理。リーズィ・エ・ビーズィrisi e bisiと呼ばれるが、これは方言のひとつ。ここ周辺ではリゾットのことをリーズィと呼び、この春から夏に旬のピゼッリを使ったソレは代表料理。
横に見える赤と白のまだら模様のサヤつきのマメはインゲン豆の一種、ぼる。こちらもここの伝統料理、パスタ・エ・ファジョーリに使われる。通常は乾燥豆を戻して使うことが多いが、旬には生を使うとやはり香りが違う。

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自宅下には紫陽花が今花盛り。イタリア語ではオルテンシアというが、イタリアに来て初めて覚えた花の名前。数年前にパドヴァに到着した際にお世話になった家族の庭先が紫陽花でいっぱいだったことを覚えている。ちょうどまさしく、この時期だったなぁ。。。いろんな思いが交差する花。


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  1. 日常
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