パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



カリカントゥスCalicantus :: 2011/01/27(Thu)

地元の人は、ヴェネトのここら辺の土地ならではの植物、という。南にはもちろんないものだけれど、実際はどうなのだろう。

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道を歩いていて、寒い冬なのに、秋のキンモクセイみたいにどこからか強く甘い香りが漂ってきたら、この花が咲いている。
カリカントゥス。真冬になると小さな黄色い花をつける。葉はなくて、まるで枯れ木かと思うような細く長い枝に咲く小さな花。真冬の12月ごろから花を咲かせ、春になり花が終わると葉をつける。

甘い芳香が強く、バニラのような色の花びらの中心部は色濃くてカラメル色。ブディーノ(プリン)を想像させるような花。
これも冬ならでは。

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小春日和 :: 2011/01/24(Mon)

この日曜日は”小春日和”という言葉のぴったりな温かな日差したっぷりの一日。ミラノに住むきらりちゃんのご一家がびおらに会いにパドヴァに遊びに来てくれました。

天気のよい日はここは格好のリラックスの場、プラート・デッラ・ヴァッレ。

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すっかり意気投合したきらりちゃんとびおらちゃん。今度はいつ会えるかなぁ~。楽しかったね。

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ありがとうございました。



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リストランテ・ヴェッキオ・ファルコニエレRistorante Vecchio Falconiere :: 2011/01/21(Fri)

パドヴァのチェントロのメイン通りにある小さなリストランテ。チェントロのメイン通りはローマ通りVia Roma。日本で言うなら日本じゅうどこの商店街にもありそうな銀座通りと同様とでも言おうか。ここを南に下ると途中から名前が変わり、ウンヴェルト1世通りVia UmbertoΙ°となる。

この通りの名前が変わったばかりの場所にある間口の小さな店。主人はエジプト人のモハメッド・シャルビさん。ここに20年ほど前からレストランを開いている。

同店で食べるべきものは、ずばり“肉”。訪れる常連客は、ここに来る目的は肉を食べること。

アンティパストには、生肉、つまりタルタル。そしてスペックとこの日はプロシュット・コットの盛り合わせに、添えられているのは薄切りのフィノッキオがアチェト・バルサミコでマリネしてある。

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メインの肉は、フィレンツェのキアーナから神戸牛まで用意されているが、この日はお昼なので、軽めに牛フィレ肉で。

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焼き方の好みを聞かれ、目の前で主人が調理。テーブルの横に運ばれてきた熱々の鉄板に、熱々の皿、その上で薄く切った肉に火を入れる。いわゆる皿焼き。オリーブオイルと塩だけでシンプルにいただくが、好みで皿の片隅に添えられたローズマリーをかけても良し。

写真のような薄切り肉はこの皿上で調理可能だが、厚切りのビステッカなどはもちろんここだけでは調理しきれないことと、やはりグリルでしっかり焼く必要あるので厨房で焼かれたものがワゴンの熱々の皿に運ばれ、最後の仕上げを施されてテーブルへ。

私はここで以前にトスカーナのキアーナ牛と神戸牛(どちらもすごい厚切り!!!)を食べ比べたことがある。日本の牛肉とここの牛肉の味の違いから、日本とここの肉の美味さに対しての価値観の違いがよーく解ったことがある。

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メニューはもちろん肉だけではなく、魚もあるし、地元定番料理も。そして店で手作りの生パスタもいただける。その日のパスタにソースを合わせていただく。

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夏場は外の川沿いのテーブルもお勧め。ちょっと蚊が多いので要注意だが。店内はなんとなくオリエンタルムード。中華料理店みたいだなぁと思ったら、やっぱり昔はそうだったらしい。装飾は昔ながらの手の込んだ造りでうまく使えばもう一度高級中華料理店に模様替えできそうだ。

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Ristorante Vecchio falconiere
Via UmbertoΙ°,31-Piviera Ruzzante
Tel;049.8801503


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  1. リストランテ・食べ物屋
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ミンスパイ :: 2011/01/20(Thu)

もう少し前の話になってしまうが、昨年末のクリスマスにロンドンに住むeriちゃんからクリスマスのプレゼントが届いた。中は、ミンスパイ。イギリスで食べるクリスマスのお菓子なのだとか。

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私は今年初めてこの菓子を知ったので、何も知らなかったのだが、このパイの意味はミンス=ミンチ。もともと刻んだ肉を詰めたパイだったものを、日もちをよくするために、ハチミツやらフルーツの砂糖漬け、スパイスなどを練り込んだことが始まりらしい。その形はキリストの眠るゆりかごを模したものだとか。

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日持ちさせるために~と言う原理は日本のおせち料理みたいだし、乾燥フルーツやらスパイスやらを混ぜ込んだのは、形が違えどヨーロッパ各地にある伝統菓子の発想と一緒。

Eriちゃんお勧めのこのミンスパイは、オレンジピールやレモンピール、リンゴやチェリーの砂糖漬け、シロップ、シナモン、クローヴなどなどがたくさん入っていて、食べたらずっしりと甘い。コーヒーも合うけど、やっぱり紅茶が合うのかな。

なんでも、クリスマスから1月6日のエピファニアまでの間に12個のミンスパイを食べると幸運が訪れるとか。この時期は、なんだかどっしりデカい甘いお菓子がたくさん家にある時期なので、さすがに12個までは食べられなかったけれど、少しの幸運は巡ってくるかしら…。

ごちそうさまでした。美味しかったです。


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名物茹でタコ屋 :: 2011/01/18(Tue)

チェントロのピアッツァ・デッラ・フルッタの角には、夕方になると赤いひさしの露店が出店する。

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別に茹でタコ専門店ではないのだが、ここで食べるべき(?)ものは、やっぱりこの茹でタコ。フォルピFolpiといって、ここヴェネトではタコ(ポルピPolpi)のことを訛って表現する。魚屋の表示ももちろん、”P”から始まるのではなく”F”から始まる。

タコは大きな鍋で茹でられていて、このお兄ちゃんに注文すると、適当な大きさを選んでくれて、ひと口大に切ったものがプレスティックの皿に載せられる。ここにサルサ・ヴェルデをかけて、食べるのだが、これがイケる。茹でただけ、と言われてしまえばそれまでなのだが、これを立ち食いで楊枝でつまみながら隣のバールでプロセッコを片手に…というのが推薦パターン。

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他に魚のフリットやポルペッティ(コロッケ)などもあって、目の前で好きなものを注文する。お持ち帰りにして今晩のおかずにする人だって珍しくない。

今の時期はないが、茹でカタツムリ(ボボレッティ)もお勧め。たっぷりのニンニクとプレッツェーモロが効いたそれを楊枝でほじくり出しながらいただく。嫌いな人にはとんでもないシロモノだが。

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夏の暑い時期もよし、冬場の寒~い夕方もまたそれはよし。つまり一年中よし、の場所。

夕方のパドヴァ、急に気温が下がったら冬の風物詩、霧で目の前はみるみる真白…。

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