パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



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Corso di cucina Bassanese バッサーノのお料理教室 :: 2011/09/28(Wed)

バッサーノの優しいマンマ、グラツィエーラのもとで“秋の素材とヴェネト料理”という主題にて(タイトルはその時告げた覚えはないけれど)料理教室を開催。

いつもながらに整然とよく手入れが行き届いたお宅。

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この日は、市場にも出始めているフンギ・ポルチーニのリゾットを楽しみにしていた。生のポルチーニだけだと、少し香りが不足しがちなので、ほんのひとかけの乾燥ポルチーニを使用。乾燥ものは一度流水で洗った後、10分ほど水に浸してからその水は捨て、ようやく“本戻し”に入る。調理の際にもこの戻した水は使うものの、底のほうは使わずに、スプーンで上側を注意して使うように、とのお達しに耳を傾けながら、キノコの使い方を伝授された。

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アンティパストは、ズッキーニの花の前菜。

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中にアジアーゴと生のクルミを詰めてオーブンで焼く。アジアーゴだって、そんじょそこらのじゃないのよ、いつも私の友達が信頼のできる製造者のところへ直接買いにいくときに買ってもらうものなの、というお墨付きのアジアーゴ様。
確かに美味い。まだ若いアジアーゴで、フレッシュな乳臭さが残る。これとクルミを組み合わせてタラ~リとオイルをかけてオーブンの中へ。

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できたてのチーズがとろける頃が一番の美味しいタイミング!…だったのだが、いろいろの理由で食べ頃は逃し、ちょっとチーズが固まりかけていて残念ではあったけれど、この組み合わせは実に美味い!!
私は簡単で見栄えもするこの料理をこのレッスンの終わって1週間もたたないうちに、2度の来客に提供してしまった。評判は上々。お手軽でいい料理だ。

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セコンドはセッピアの煮込み。イカスミではなく、トマト煮だが、真赤なトマト煮ではなく、ほんのりと薄く赤い煮込み。グラツィエーラ特製のトマトの水煮でつくる、優しい味に仕上がった。そして、イカも美味しいのだが、イカと同量くらい大量に入れるピゼッリ(えんどうマメ)が美味しい効果発揮。

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この日の最年少参加者、1歳のみらいちゃん。この煮込みが大のお気に入りのご様子。グラツィエーラが何度も彼女の口に運んでも、美味しい美味しいといつまでも食べ続けていた。よほど美味しかったんだろう。

日曜日であり、今回ご参加の仙台のIkuさんご一家のお子さんがうちのびおらと同年代、ということで、びおらも特別参加(というか、ついてきた)。
途中、子供たちのおかげでいろいろなことも起こりそうになったりしながらも、無事に1日を終えた。これも、ikuさんのご主人のおかげです。非常にブラーヴォなご主人に感謝!!とにかく絆の強い、素敵なご一家です。羨ましい。。。

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締めは、リンゴとナシのトルタ。ごちそうさまでした。

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アーティスト達の道 Passaggi artistici 2011 :: 2011/09/27(Tue)

パドヴァ市内では、随時あらゆる場所において企画展などが開催されているが、これもそのひとつ。昨年より始まった企画展、パッサッジ・アルティスティチとされた企画展示会。パドヴァを中心としたアーティストの展覧会が周期的に行われている。

おもしいのが、これらの展覧会の開催場所。今でこそ、埋めたれられてしまっている場所も多く、目に触れる場所は少なくなっているものの、パドヴァはヴェネツィアから続く運河の町。町のあらゆる場所に名残を残した水のある風景があり、町の歴史とともに築きあげられてきた、河に沿った城壁や、河の両岸を行き来するために築かれた橋や門などが遺跡として現在の生活環境とともに息づいている。
これらの門や城壁を利用して展覧会を開催する、というのが同企画の主旨のひとつでもある。

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橋や門にはそれに含まれる意味の多いもの。単なる物理的な交通の用を足すためだけとはいえ、こちらと向こうを繋ぐ糧として、数百年の歳月を経た今、過去と現在を繋ぐ遺跡とし、健在し、これからもそうあるべきもの。

この日の展覧会は、チェントロの北西側に位置する、サン・ジョヴァンニ門Porta S.Giovanni。20名のアーティストの作品がそう広くもない空間に配置されている。テーマは、『アポロギア(弁明・弁解)の対照の対比』…と直訳されるのか…。『VERSUS apologia degli opposti』というのが、実際の伊語。
彼らの作品は、テーマに基づいて、2対または何対かが組み合わさって訴えかけられている。

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この女性はこのアーティストのうちの一人、ヴェローナのティッティ・ディ・プンポ氏。彼女の出品は2点。対照となる2枚の絵を向き合わせた形に小さな空間(その昔は門の衛兵の見張りの場だったであろう空間)を利用。様々な要素(素材)を用いながら、色を効果的に使ってイメージを表現する。一方が水ならば、一方はアリア(空気)???みたいなことを言っていたように思うが、説明を途中から聞きかじったので、よくは理解できなかった。まあ、自分の芸術的センスにも問題アリ、なんだろうけど…。

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このポルタ・サンジョヴァンニ。修復工事に手が入ってから、60年間で初の一般公開だそうだ。

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http://padovacultura.padovanet.it/homepage-6.0/2011/09/passaggi_artistici_2011_il_con.html


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カー・シェアリング Car Sharing Padova :: 2011/09/24(Sat)

9月中旬より、パドヴァ市とパドヴァのバス会社APS Holdingによるカー・シェアリングのサービスがスタートした。自家用車維持のコスト対策、町中を自由に走れる、市内の車両の軽減化などをを目的として用いられたサービス。イタリア国内ではボローニャ、ブレーシャ、フィレンツェ、ジェノヴァ、サヴォーナ、ミラノ、パレルモ、パルマ、ローマ、トリノ、ヴェネツィアに続く12番目の都市。
イタリア環境庁のもと、ICS(Iniziativa Car Sharingカー・シェアリング事業)という事業計画に基づく、”Io Guido”と命名された働きかけが各都市で行われている。

市内のチェントロ(旧市街地)は、イタリア国内だとほとんどの都市で交通規制がされていて、区域内にレジデンツァ(住民票)があり、許可車と認定されているもの、公共機関、及び公用車以外の乗り入れは禁止されているが、この車ならどこでも走行が許されている。

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使用は予めネットなどで予約し、カードを入手して予約時間に使用開始。終了したら元の位置へ戻すという仕組み。家族使用、ビジネス使用などを奨励している。

と、サービスは始まったものの、肝心の使用内容についての詳細が未だあまり明確でないような気がして、見切り発車のような感も個人的にはあるが、どうなんだろ。普及するのかな。


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ヴェネツィア料理教室Corso di Cucina Veneziana :: 2011/09/23(Fri)

不定期・随時開催のヴェネト料理教室。今回はヴェネツィアのシニョーラ、ロッサーナ宅にて。生まれも育ちもヴェネツィアのご夫婦、数年前に島を離れて陸地に一軒家を持ったことをきっかけに、数年前より、プリミ・エ・セコンディpurimiPrimi e Secondiという料理教室を開催している。現在のお宅はパドヴァの郊外、ヴェネツィアとの境にある。

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季節とヴェネツィア料理との組み合わせで今回披露してくれたのが、アンティパストはヴェネツィアのオステリアで出されるチケティ数種。

肉のポルペッティ。ヴェネツィアのオステリアでポルペッティといえば、『ラ・ヴェドヴァLa Vedova』が有名だけれど、昔から彼らの馴染みの同店の作り方で。美味しい!!

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アリンゲ(ニシンの燻製)とネギのクロスティーニ。

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超簡単だけど定番の卵とアチューゲ。

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プリモは写真がないけど今が旬のインゲンを使ったパスタ・エ・ファジョーリ。

セコンドには、コスティーネ(骨つき豚)とサルシッチャとヴェルザの煮込み。ものすごい量のヴェルザもしっかり煮込んでとろけるほどに美味い!!

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ドルチェはトウモロコシ粉のザエティ。

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道具に囲まれたキッチンとそこに続く居間には、お二人のお母さんの残した年代もののお皿やレース、リネンが溢れんばかり。温かくてとっても居心地がいい。テーブルの奥の上に見える飾り皿は、ご主人ダニエーレさんの曾祖母さんの結婚の引き出物だそう。一枚一枚手書きで全ての柄が違う。厚地で地模様のあるクラッシック&エレガントなテーブルクロスは彼女のお母さんの手作り。ものすご~~~く素敵!!

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準備万端に整えていてくれたロッサーナのアシスタントを務めるダニエーレは、これぞ夫の鏡!!と言わんばかりの気の効きよう。そしてその行動が素早い!!すごいなぁ、こういう旦那を私も持ちたいもんだ。今回のお客様は仙台から参加のご一家。笑いも仕事もしっかりこなすこのダニエーレは、今回最年少の参加者、5歳のあすかちゃんの心をすっかりゲット。彼女にとってド・ストライクだったそうです。

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とにかく二人のオスピタリタが非常に心地よい非常に楽しい料理教室の一夜。ありがとう!!!

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スプリッツSpritz ~ヴェネツィアの場合~ :: 2011/09/21(Wed)

ヴェネトでアペリティーヴォといったら、なんてったって、スプリッツ!!スプリッツに関しては、ヴェネト通(?)なら知っていなくてはならないオレンジ色のカクテルとして知られている。が、ヴェネツィアのそれは、実はヴェネツィアならでは、のそれがある。

使われるリキュールは、一般的にアペロールAperol、カンパリCampariがよく知られているところ。ヴェネツィアのみ、セレクトSelectと呼ばれる同様に赤くてほろ苦いリキュールが使われるのが特徴。
何のリキュールなんだろう、と裏の表示を見たら、様々なスパイス系の香料とカラメルで構成されているようだ。

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セレクトお勧めのスプリッツの割合は、
Select 2cl
プロセッコ3cl
氷5つ 
水(ガス入りまたはなし)
オレンジ ひと片

先週のお料理教室。生まれも育ちもヴェネツィアのご夫婦宅にて。ご主人のダニエーレ版スプリッツ・コン・セレクト!!

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