パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



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『%Arabica』 in HongKong :: 2014/02/27(Thu)

ちょっとイタリアから離れて…

ひょんなきっかけから出会って数年となる友人の、香港を拠点としたコーヒー事業としての第一号店『%Arabica』。2年目を迎える記念のフェスタに参加した。

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同店は、香港のDiscovery Bayという、世界中から集まる人たちの住む島の一画。車もそして、なんと警察もいないという私の住む今の場所では考えられない環境にある。

まだ東京で仕事をしていた頃に何度か通った、香港の”あの”雰囲気とは全く別地のような平和的地にて、コーヒー生豆のオーダーメイドローストを軸としたコーヒーショップだ。

昨年のオープン記念にも参加させていただき、今年はその記念すべき1周年パーティ。

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今年もその仲間たち、そして常連さんの集う場所にてパーティおつまみをお手伝い。

何がいいかって、そこで出会う人たちが好き。皆、秘めた(秘めてはいないか…)能力を持つツワモノたちが、とっても自然に気さくに、だけど情熱たっぷりに集う。皆、キラキラしているのね。

こんな場所に居られる自分も幸せ者だ。

写真はひとつも撮れなかったので、アートラッテの権威者、ヤマジュンのものを拝借(←勝手にごめんなさ~い)してます。

翌日は、イタリア料理レッスンを開催していただき、アンティパストからドルチェまでを楽しく料理させてもらった。

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ここで出会った機会を大切に。

一年ぶりだけれど、そんな時間の流れをいい意味で感じた激動?!の2日間。

…ヴェネツィアからの出発に、直前のフライトキャンセル、なんてトラブルも発生。一時はどうなることかと思ったが、今やよき旅の同伴者ともなりつつあるわが娘、びおらのおかげで、そこで出会った一家族と過ごした1日は、結果的にそれはそれは楽しいハプニングにとなった。

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朝から夕方の再フライトまで、遊んで一緒にご飯も食べて。

そしてもちろん、香港滞在の彼女の一番の楽しみの先は、友人の3男子。再会の初めは微妙な距離間を保っていたものの、あっという間に打ち解けて、お泊まり会即決行!!

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近々、『%Arabica』は、香港のセントラルには2号店が、今夏前には京都にもオープン予定。今後の展開がとっても楽しみで、距離はあるけれど、気持ちは至近距離にて応援しているところ。

店のデザインは、前を見続ける素敵カップル、建築・空間デザインを設計・提案する『PUDDLE』主宰の加藤匡毅・奈香さんご夫妻。そして、現地には、ラテアートの権威者、ヤマジュンことJunichi Yamaguchiさん。

そして、それを統括するのが、Asiamix代表、Kenneth Shojiさん。

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また会いたいね~。

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ガラーニとカルネヴァーレ(カーニヴァル) :: 2014/02/17(Mon)

あぁ、ブログも休んでしまっているうちに、カーニヴァルの季節…
先日、知人のお菓子屋さんに所用あり立ち寄ったら、中ではガラーニの包装作業中だった。

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ガラーニって、地域ごとに名前の違うお菓子としてはイタリア好きな方なら周知のことだろうとは思う。私の住むパドヴァ近辺では、もっぱら“ガラーニgalani”と呼ぶのだけれど、他には、クローストリcrostoli、スファラッポレsfarappole、ラットゥーガlattuga、ラザーニアlasagna…などとの多名にて、各地域にて存在する。

もちろん、他の名でも解ることは解るのだが、通称名なので、呼ばれ方の“慣れ”加減、というのもあるのだろう。ちなみにこのガラーニの写真を撮ったお店はトレヴィーゾ県下なのだが、彼らは“クロストリ”と呼ぶほうが馴染みがある、とのこと。たかが数十キロしか離れていないのに、これだ。

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カトリックの宗教的暦上には、春先の行事として、1月のエピファニーアepifaniaからクアレージマquresima(四旬節)の間の期間の行事となるカルネヴァーレcarneale(カーニヴァル)がある。

カルネヴァーレの終わりは、マルテディ・グラッソmartedi grasso(肥沃な火曜日)と決まっていて、この翌日から始まるクアレージマ期間は、グラッソ(脂っぽい)な食物、つまりは動物性の脂やたんぱく質を摂ることを禁じられており、このマルテディ・グラッソまでに家じゅうの食べ物を食べ尽くしてしまおう、という習慣があった。禁じられていた食物は、肉、魚、そして乳製品。

いわゆる“断食”の意を持つものだが、この断食の前に、大いに食べて飲んで、楽しもうということにて、カルネヴァーレという行事が生まれている。カルネヴァーレとは、ラテン語にて“カルネ・レヴァーレCarne levare(=さらば肉よ)”と言われたものを、現在のイタリア語としては“カルネヴァーレCarnevale”と呼ばれるようになっている、というのもよく知られているところ。

クアレージマ(四旬節)は復活祭(パスクア)の46日前の水曜日(これを、メルコレディ・チェネレmercoledi delle cenere=灰の水曜日と呼ぶ)から復活祭前日(聖土曜日)までの期間のことをさす。

2014年の今年のマルテディ・グラッソは2月27日の火曜日。その翌日の水曜日がメルコレディ・デッレ・チェネレ、つまりはクアレージマの初日となる。

大いに飲んで食べて…ということで、カルネヴァーレになくてはならない食べ物といって思い出すのが、このガラーニ、そしてフリッテッレ。どちらも揚げ菓子。まあ、この本来の意味を知れば、とにかくカロリーの高そうなものにて、納得。

家にある粉と卵、油(今は植物油で揚げるのが普通だが、昔はもちろん豚の脂などであった)でつくった超ハイカロリーに、なるべくしてなった菓子、なのである。

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要は、のばしたパスタ生地を、油で揚げて砂糖をかける。最近はこの高カロリーを気にして、オーブンで焼いたもの、なども存在するが、そんな邪道なものは…という論争が毎年毎年繰り返されるのでもあるが…。

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やっぱり、揚げたものに軍配!!かな~。





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