パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



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想ひ出のアマルフィ海岸 :: 2014/08/28(Thu)

夏のヴァカンスがてらに、何度も行ってはいるものの、ナポリ周辺への旅を決行。カンパーニア内にていくつかの個人的ミッションあり、その達成遂行目的が半分。そして、とっても強行ながら家族でのヴァカンス。

4日間をパドヴァから、そしてほぼ毎日州内を車で走り続けて、かなりの疲労困憊なり…でも、もともと南伊育ちの夫の力もあり、行く先々で偶然も重なって、楽しい発見もたくさん、求めていた良い繋がりやらが生まれたり、となかなか収穫物の多い旅でもあった。周囲の皆様に大感謝です。

実は結婚した場所がアマルフィ海岸のラヴェッロRovalloだった私たち。主人の古い友達もここ周辺に多く居るため、ここをお訪れつつ、アマルフィ海岸も南北端から端まで制覇。

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この海岸線を車で通ったら、世界のどこでも運転しても大丈夫!とお墨付きをもらえる場所でもある。
それにしても美しい~!!

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美味しいものもいただいて…

↓このパスタ・エ・パターテ(ジャガイモとパスタ)は美味しかった。ちょっぴり辛くて、そしてイカが入っている。ここら辺の定番料理。

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スパゲティ・ボンゴレもパスタのゆで加減、やはりはずしません!!…さすが。

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バッカラも南らしい仕上げにて。

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パンも青いお空をバックにお洒落!

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青い空と青い海。カラッとした空気は海岸線ならでは。数年前の光景を思い出しながら、そのときにはいなかった我が娘と3人でここに来られたことは、とっても意味のあることのように思う。

かなり勝手な私の行動予定にもあっちこっちに三者三様の楽しみを。(非常に身勝手な見解)
夫はもちろん友人親類たちとの久々の再会。

我が娘は知り合いのお宅にて。ワンちゃんと仲良しになり…

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たまたま通った馬小屋で、馬にも乗せてもらったり…

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水牛さんたちとお近づきになり…

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海にも行って、各所にて知り合った子供たちと遊んで…

そしてそして、美しいポジターノの景色。…は強風のため、寒くておまけに怖かった。

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私は、いろいろと見た各地の生産物や生産者。そして美味しいもの!!

できたてモッツァレッラ…

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ババを買うとこれでもか、というくらいにラムをさらにばしゃばしゃと…ナポリで食べるババは本当に美味しい。

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↑美味しいトマトのシンプルなパスタ、やっぱり一番!!





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ヴァルポリチェッラの里にて :: 2014/08/12(Tue)

久しぶりの友人と再会。別地ヨーロッパ圏内に住む彼女とご主人のイタリア旅行最後の土地、ヴェローナでの再会とあり、ヴァルポリチェッラの生産地をドライブがてらに昼食をすることに。

カメラに収めたら、ちょっと様子が違うな、と思うほどの絶景に(カメラのせいにしてはいけない…写真の腕ですね…)、感動しながら、到着したのは、サンジョルジョ・ディ・ヴァルポリチェッラ。小さな小さな街の一画なのに、美味しそうな店が3軒も軒を連ねている。

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目をつけていたそのうちの一軒。

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予定より早く着いてしまったので、暑い日曜日だったこの日、風通しのよい特等席を案内され、気持ちのよい昼食となった。

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季節の地元のトリュフとキノコの出回り時期なため、季節のもの満載のプリモ・ピアットに…

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セコンドにもトリュフ、そして馬肉のストラコット(長時間煮込み)。ここら辺の地元料理だ。

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名カンティーナとして名高い造り手によるヴァルポリチェッラをいただいて、幸せ度最高潮。

最近の近況報告、仕事のこと、日常のハプニングやら少しだけ先の将来のこと、など話しながらの食事。刺激とアイデアのもとになる彼女のご主人の話にフムフムとうなずき、本当は大変だっただろうに、ユーモアたっぷりに語る健康話(病気話?)に笑ったり、こんなユニークな人に会った、あんな出来事があった、と、とにかくよく話してよく笑った。

もともと私の料理レッスンツアーに参加してくれたことがきっかけとなって、彼女とこの時に一緒だった別の友人とも、今でも信頼のおける仲。こうして長く付き合っていけるのは、本当に嬉しいこと。
いつも何かに悩む今日この頃にて、なによりも仲良しのお二人にとても癒されて穏やかさと力をもらった気分。

そして、自分にもでも少し変化をつける時期でもあるだろうことを確信して進む勇気のついた一日。

心からありがとう!!! またお互い元気で会いましょう!!!



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ヴァカンツァ in クロアツィア :: 2014/08/08(Fri)

もう数週間経ってしまったけれど、今年も夏のクロアチア、ロヴィーニョ(ロヴィーニ)のヴァカンスを数日間楽しんできました。

私は今年で8回目、娘は6回目(お腹の中にいたときも数えたら7回目)、夫は…数えきれないくらい、行っているらしい場所。

いつものシニョーラのアパルタメントを借りて、毎年同じパターンの行動だけど、ここに来ないと夏が始まらずに終わらない、という気分になる。そして、「また来年ね」と、挨拶をして別れる。

間に連絡を取り合うこともなく、それでも毎年同じように再会し、他愛もない世間話を顔を合わせた際にして…という、特別なこともないけれど、こうして同じように繰り返すことができるのが何よりだ、と心から思う。

イタリアによくありがちのな、パラソルの並ぶ海岸がかなり苦手な私も、ここの海岸はとっても穏やかで皆好き好きに一日をゆったると静かに過ごせるところが気に入っている。岩場なので、素足では歩けないのがちょっと難点。

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夕暮れ時も素敵。街の中心から見る夕焼け。

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食べるといったらやっぱり魚介料理。

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滞在先は常に同様、滞在中もあっちこっちに動き回ることはほとんどなくて、海岸を毎日変えるくらい。
それでも少しだけ目新しいことを、との思いで、行く度ごとに必ず新しいところに立ち寄るようにしている。

今回の旅のスタートはスロヴェニアに入る手前、トリエステで訪れた鍾乳洞、グロッタ・ジガンテ

そして、ロヴィーニ滞在中の一日ドライブに行った先のは、イストリア半島ロヴィニの反対側にあたる街、ラビンLabin。
小さな小さな坂の街。イストリアの街らしい石の家と小路が続く。

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道端には未来のミュージシャン。

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雨降りの天気続きの束の間の晴天。青空と赤い大きなシーツと、そして白い石の壁の家。

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途中訪れたブドウ畑。赤くて乾いた土壌に拡がる広大なブドウ畑。マルヴァジーアMalvasiaの畑。

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そして、ここにもしっかりと健在する、サンマルコのライオン。ヴェネツィア人が“居た”印。街の上にあるサンフランチェスコ教会。ヴェネツィアで活躍した建築家、パッラーディオの設計によるもの。

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ヴァカンス中はもちろんだが、今年は本格的な夏、というのがいつまでたっても来てくれず、しかも連日続く豪雨などの被害が各地にて聞かれるので、心配。

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プロセッコの老舗カンティーナ『Bisol(ビソール)』 :: 2014/08/03(Sun)

プロセッコはヴェネトを代表する発砲の白ワイン。近年、プロセッコ自体の世界的認知及び需要も右上がりだという。その主な出荷先はイタリア国外。つまり、健全かつ国外にいち早く、そして力を入れている(入れてきた)企業は不況知らずだともいう。
ワインに限った話ではないけれど。

縁あり訪れたカンティーナは、ヴァルドッビアーデネのなかでも最高品質のプロセッコを生産する、Cartizze(カルティッツェ)丘陵区にある。

1542年創業の『Bisol』社。

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プロセッコの産地のうちでも特に高質のプロセッコを造るValdobbiadene(ヴァルドッビアーデネ)地区のさらに一部地区である『Cartezza(カルティッツェ)』に自社ブドウ畑を保有している。

第一次世界大戦時には、同地がオーストリア/ハンガリー対イタリアの激戦地区であったこともあり、カンティーナ存続の危機も経験しているが、その後、1920年代に入り、ワイン醸造が再開。

第2次世界大戦後になり、本格的に現在のような同社の基盤を造り上げる。この時期には、同社が非常に発展した時期でもある。同様に醸造技術も発展を遂げている。現在は4世代目。

Bisol社はValdobbiadene(ヴァルドッビアーデネ)からConegliano(コネリアーノ)の土地にて生産される『プロセッコ』と称されるに値する地区内に20の畑を保有している。
各畑の位置する場所は非常に細かく分割されており、それぞれの持つ畑は1ヘクタール強というのが平均的な大きさ。それらのどれもがもちろん同社自身の保有の土地であることは言うまでもない。

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現状のプロセッコ醸造会社は、ブドウ栽培、ワイン製造及び醸造(ここでは、発砲をさせるための技術を含む)などが分担作業となることが多い(つまり、多くのプロセッコ製造会社はブドウをブドウ農家から購入している)中、同社に限っては、ブドウの栽培から出荷までを一手に担っている、という希少なワイナリーである。それは、ワイン造りへの非常に深い管理のもとに“こだわり”にもつながる所以でもあるといえる。

特に希少なプロセッコの生産される畑のあるCartizze(カルティッェ)地区とは、海抜約300m以上の少し高い位置にある地区をさし、希少で恵まれた地形(砂地でもある)であり、高品質のプロセッコ造りに適した土地であるがゆえ、106ヘクタールほどの土地をなんと140の異なる所有者が保有している。持ち主が多いのも、この土地が貴重な価値ゆえ。Bisol社はこの土地に3ヘクタールの畑を所有。3ヘクタールとはいえども、ここでは大きな面積にあたる。

そのなかでも前述のように、Bisol社は優秀でしかも数少ないプロセッコ製造者であると言われるのは、畑造りから生産・出荷に至るまでの一切を自社のみの力で成せるワイナリーであることから、といえる。

プロセッコは産地呼称のD.O.C.G(Denominazione di Origine Controllata Garantita)に指定されている。そのうちのConegliano(コネリアーノ)からValdobbiadene(ヴァルドッビアーデネ)とAsolo(アーゾロ)はプロセッコD.O.Cと呼ばれ、9県650の自治体(ヴェネト州及びフリウリ地区)で造られるものがそれにあたる。

DOC prosecco(プロセッコDOC)と呼ばれるものは、現在555の自治体にて、またProsecco di Treviso(トレヴィーゾ産プロセッコ)は95自治体にて造られており、そこからさらに地域が限定されるDOCG Conegliano-Valdobbiadene(コネリアーノ-ヴァルドッビアーデネ産プロセッコDOCG)は15自治体、さらにDOCG Prosecco di Asolo(アーゾロ産プロセッコDOCG)はアーゾロを中心とした9自治体にて生産される。

そして、Bisol社も誇るProsecco Cru Cartizze(プロセッコ・クリュ・カルティッェ)は、そのなかでも特に険しい斜面にあり、それが、S.Pietro di Barbozza(サン・ピエトロ・ディ・バルボッツァ)、S.Stefano(サント・ステーファノ)、Saccol(サッコル)と呼ばれる地区である。

以前は『DOC』としての認証を受けていたものの、1969年以降、その称号に『G』がつけられた。『G』の意味するところは品質への『Garanzia(ガランツィーア=保証)』。

同地まさしく1自治体のみで生産される、という至って希少な製品なのだ。

製造は主に、プロセッコという品種(現在は『GLERA(グレーラ)』と呼ばれる)に、発酵過程を経てガスを発生させるには、それに適した発酵であるシャルマット製法をとられる。つまり、ステンレスタンクの内部で発酵過程を進めるもの。

その他、製品のラインナップにはシャンパーニュ製法を取り入れたもの、そして、シャンパーニュとは位置する関係上呼べないものの、シャンパンと同様のブドウ品種及び製法で造られたものなど、多くのラインを保有する。

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樽で寝かせられたものは、モスカート。ブドウの収穫後、しばらく静置くして水分をぬき、糖度を増してから製造に入るもの。樽のなかでさらに熟成がなされる。

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ここは、創業当時から存在する場所。年間を通じて内部温度は14℃。自然の力。現在はデグスタツィオーネなどに使われる空間となる。

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ワイン製造は畑の管理、収穫から醸造に至るまでは時間と手間暇をかけられ、経験と技術によってなされるもの。できあがったものはボトルに入れられるが、ここは完全オートメーション化。タンクから直接ひっぱられてくるワインは人の手に触れることなく、パレットに載り、周囲をナイロンでグルグル巻きにされるところまで機械が管理する。そのまま出荷のトラックに載せられる状態まで仕上がる。

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これらが同社数あるラインナップのなかでも最も伝統的な基本ライン。カルティッェ産のものはやはり、プロセッコとしての価格的な価値もかなりのものだ。

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トリエステのグロッタ・ジガンテ :: 2014/08/02(Sat)

トリエステの郊外に大きな洞窟がある。Grotta Gigante(グロッタ・ジガンテ)と呼ばれているもの。この付近一帯の地層の下に長い長い、途方も暮れるような年月をかけて上層及び付近を流れる河川水、そして雨水などの地表水などの浸食によりできあがった、巨大な(ジガンテ)巨大な洞窟。

なんとなんと1000万年前の洞窟が1800年代に発見されたもの。その後整備されて現在は一般公開もされている。見学はすべて専属のガイドとともに入ることになるので、時間になるまで、まずは皆で待機。

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グロッタの中に入った途端、全ての人がワーッと歓声をあげる特異な風景。

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内部は500段の下り階段と500段の上り階段があり、そこを歩いて見学する。

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底に続くらせん階段は終わりがないようにも見えるし、大きな大きな自然の力と永い永い時の流れとが作用した洞窟を目の前にすると、いろいろなものの時が止まっているような錯覚。…でも、止まっているのではなくて、当然のことながら現在も進行形なのだ。その速さはおおよそ15年かけて1mmという速度。

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むきだしの岩肌はひんやりと冷たくて、内部温度は常に11℃。暑い夏場でも羽織るものが必要。そして、どこもしっとりと水で濡れている。湿度96%。地上12mの高さから、海抜150mまで階段で下りることができる。

内部にあちこちに見える塔のようなもの。これは上部から落ちてくる水が落ちて岩にあたり、表面にパッと拡散することによって上部表面が平らになりそれが層になっていくのだとか(説明しずらい~)。この塔の高さも12年に1mmという速度なのだとか。

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もちろん、ここは研究機関にもなっていて、トリエステ大学によって、地質研究がなされている。そして、海底プレートの動きなどを測定する機械が設置されており、刻一刻のデータが大学内にて知ることができる。地震研究の一貫でもある。

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それにしても…「すごいすごい」としかいいようのない自然。毎年恒例のクロアチアへの休暇の途中に立ち寄ったのだが、私たちの向かうイストリア半島にかけては、このような地下洞窟がいくつかあるらしい。




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