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パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



イタリア好き Vol.37 VENETO編 :: 2019/04/27(Sat)

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すっかりブログも放置状態ではありましたが…

なんやかやとバタバタしているうちに、あっと言う間に5月。5月1日、イタリア好きのための雑誌《イタリア好き》がヴェネト特集として発刊される。

いい取材をしてるなぁ…と日頃から思っていた同誌。あるご縁があり、少し前からオンライン上ではお世話になっていて、この度ついに本誌の取材としてヴェネトにいらしていただいた。

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食の分野を自分の分野としてから、大学時代を含めるとはや30年!イタリアに腰を据えてからも有難くもその分野から離れることなく、また、自分の興味はさらに強くなる一方。特に自分の住むヴェネトへの愛着はイタリア人以上かもしれない、と自負している。そんななか、少しづつ少しづつ知り合いの幅を広げていくなかで、特に関心の強いのが、土地ならではの農産物。そしてその生産に関わる人々。
農産物が好きなのか、生産者が好きなのか…と自分でもよくわからない。

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イタリア人というイメージから発想されやすい、"いい加減、ルーズ"なんて言葉は勤勉なヴェネト人には通用しない。信念をもって、よりよいものをつくりだそう、と真面目に取り組んでいながら、それでいて力強く明るい彼らに非常に惹かれている。

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車の荷台には、ゴム長靴と作業用エプロン、手袋は常時し、特に仕事のアポのない日には半日でも出かける。行くたびに必ず何かを教えられる。それがなんとも心地よく、いつも初心を忘れずにいるように、という自分なりのやり方だ。

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こうして日頃からお世話になっている彼らを、どんな形で日本に紹介できるのかは、それぞれに違う。それが今回の取材は自分の惚れ込んだ食材やそれに携わる人々にスポットをあてられる絶好のチャンス。話をいただいた段階で、どんなにか嬉しかったことか。

1週間の取材のなか、時間に追われてヴェネトじゅうを走り回り、生産者本人へのインタビューに加え、車を運転しながら自分の知っている情報はできる限り話し続けた。

編集長、ライター、カメラマンという取材陣。なかなかついてくるポイントが面白くて、さすがだなーと思いながら、コーディネイトがうまくいけていたのか不安でもあった(今でも不安)。

取材が終わり、しばらくして送られてきた初校を見て、ほんとに感動。限られた小さなスペースのなかに取材中に聞いたり見たりしたことのなかの、ものすごいいいポイントが詰まっていたから。紙面上に笑顔でいる各生産者の表情と文章を読んでいたら、ほんとに涙が出るくらい嬉しかったから。

古き良きものばかりがいいのではない。土地ならではの個性を守るためには、新しいアイデアや技術はどんどん取り入れてよりよいものを作り出す。伝統を守る、ということは口でいうほど簡単なことじゃない。
全体に共通するスローガンみたいなものだ。

もっとああすれば…という思いは今も拭えないではないが、ほんとに素敵な仕上がりは、取材陣の感性の豊かさからくるものと思う。ほんとにありがとうございました。

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早く実際に手にとってページをめくってみたい!
今まで知っているヴェネトとはまた違うヴェネトが垣間見れるはずです。ぜひ読んでみてください!

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テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

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