パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



上海大酒楼(グランデ・シャンガイ) Grande SHANGHAI :: 2010/01/20(Wed)

パドヴァは他のイタリアの地域(世界中、ともいえる)同様、中国人人口は高い。パドヴァ県内約20,000人といわれている。

中国人の商売根性はたくましく、飲食店から衣類、電化製品等々、ありとあらゆる店舗を持ち、地元の古くからある商店、バールなども中国人に買収されることも最近は頻繁におこる。地元ではそういった現状はそれなりのニュースともなり得る。
日曜日は休息日のイタリアだが、日曜日でも働いているのが中国人。そういえば、最近自宅近所にお洒落な雰囲気(つまり、中国人経営っぽくない)の中国人の美容院がオープンし、周囲の美容院からけっこうな反発がある。それもそのはず、パドヴァで髪をカットすると約30ユーロ(シャンプーなし)くらいするところが、この中国人の店はシャンプーも含め10ユーロ。利用するか否かは客の判断による。

さて、タイトルの上海大酒櫻Grande SHANGHAI。パドヴァのなかでも数ある中国料理店のうちでも最も大きいといえる規模の同店。最近の“日本食(=寿司だと思っている人も多いが)ブーム”に便乗し、多くの中国レストランが急に日本人になりすまして日本食レストランに改装したりしているなか、彼らは中国料理を地元の人たちに提供する正統派。

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オーナーはイーウェイさんと奥さんのウィホンさん。両者とも38歳と若いのだが、特にこの奥さんがやり手。彼女の姉はパドヴァでは最も古く最も質のよいとされる、チェントロにある上海飯店のオーナー。彼女らは根っからの飲食店経営一家に生まれ、パドヴァにおいて中国料理といえばココと言わせる浮動の人気店をつくりあげている。そして中国人であることと中国料理を誇りとし、それを客に提供し続ける。

チェントロの店は中規模だが、こちらは“大上海”というだけあり、大規模レストラン。1年ほど前にオープンし、連夜フル稼働だという。冬期は200席、夏期は屋外にもテーブルを出すので400席になるという。
客は地元イタリア人が多いが、もちろん中国人の利用も。それも婚礼などに使う場合がほとんどでパドヴァ以外からもここまで宴を開きにやってくるらしい。

この日はエビの揚げ団子、春巻き、春雨炒め、ホタテのニンニク風味焼き、ヒラメの甘酢あんかけなどをいただく。
イタリア式に春雨炒めは大豆のスパゲティとされてしまうので、プリモ・ピアットとして、その前の皿はアンティパスト、その後はセコンド、というふうにカテゴリー分けされるのがおもしろい。個人的には白いご飯のお供に揚げ魚のあんかけが食べたかった。この時には残念ながら、もう白飯の入るお腹の余裕がなかった。

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日本で食べる中華料理はレベルが高いので、これら料理はうなるほどの美味さ、とは言えないものの、たまにオリエンタルなものを食すとほっとする。
前述し忘れたが、追加で出してくれたチンゲン菜の炒め物、イタリア料理ではあり得ない、シャキシャキ感のある歯ごたえのある野菜料理が妙に美味しかった。次回は絶対に白いご飯片手で。。。

ちなみにパドヴァに生息(?)する中国人の出身地はそのほとんどが浙江省出身。

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Grande SHANGHAI
Pontevigodarzere 75, Padova
Tel; 049. 703035
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