パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



ポンテ・モリーノPonte Molinoとポルタ・モリーノPorta Molino :: 2010/01/23(Sat)

パドヴァの古跡として価値ある外壁・門及び橋について。個人的に最も美しいと思っている橋(ポンテ)と門(ポルタ)がここ、ポンテ/ポルタ・モリーノ。
そして最も歴史もある。

建築が始まったのは1195年。外壁は防御の意から河沿いに築かれているが、それを外部と繋ぐ道としてできた橋。
この橋の建築が始まったのが1195年、完成は1210年とされている。パドヴァの町を囲んだ外壁の古いもの、つまり古代ローマ時代の街を囲んでいる壁の内側へとつながっている。同橋及び門は同時代のものとしてはパドヴァのなかでも最も保存状態が良いものとされている。

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この先(南側…チェントロ=旧市街…方面)はドゥオーモへと続く道となっているから、ここを起点に南北を結ぶ要所として、当時の重要な道のひとつとなった。イタリアの他都市と同様、町の歴史はドゥオーモを中心に発達する。

その時代から続く、現パドヴァの形成に大きく影響している2代領主、エッツェリニアーナezzelinianaとカッラレーゼcarrarese、そして1500年代に訪れたヴェネツィア共和国時代にも重要な要所として利用されていた。

その美しい形状の特徴はローマ風の半円形のアーチ型。何度も改築、改修されてきたが、原材料となる石材もオリジナルのものが残されている。ただし、アーチ形成部分は20年ほど前の改修されたもの。色も素材も変わってしまっているので、見た目に少々残念な姿ではある。昼間よりも夜、イタリア特有の薄暗いライトに照らされてボーッと浮かび上がる姿のほうが印象に残るかもしれない。

そして、中心に高く積み上げられた塔状の構造。この塔の上部では、1610年ガリレオにより最初の4つの木星の衛星が発見がされたという、歴史的場所でもある。

この門からドゥオーモに向け、パドヴァの町のなかでもローマ時代の古い通りであるVia Dante(ダンテ通り)が始まる。皮製品、靴の職人たちの集まる職人通りでもあった。

現在はここを車もバスも行き交う。橋の上から眺める河、静かな水の流れだけは変わらずにいるのかもしれない。

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  1. Padova/パドヴァ
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懐かしい!・・・via Monta'に3ヶ月ほど住んでいたことがあるので毎朝Centroに行くのにこの橋を越え、門をくぐってましたね。
アップしていただいてありがとうございます!!!!!!
  1. 2010/01/23(Sat) 21:51:34 |
  2. URL |
  3. Daiki #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

Daikiさん
私もこの橋はよく通過するルート上です。daikiさんには懐かしいでしょうね。
  1. 2010/01/24(Sun) 04:05:42 |
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  3. aki #-
  4. [ 編集 ]

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