パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



Pasticceria TONOLO@Venezia :: 2010/02/12(Fri)

1886年創業のヴェネツィアーニに非常に親しまれているパスティッチェリア。外観はちっとも今時な風ではなく、レトロな感じが個人的に大変好み。角地にある店頭に2つある重いガラスの扉は、出入りする人々で常に開いたり閉ったり。

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細い路地の角にある同店の入口から中に入ると、奥に向かってドルチェの並んだショーケースが、そのまたさらに奥にバンコがある。椅子はないので皆立ち飲みで、平日でも周囲とぶつかりながらのカフェタイムとなるのは、店の小ささと同店の盛況ぶりとの理由から。

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地元で長くそのスタイルを変えずに健在でいる理由はやはり、ここのドルチェの美味しいこと。

イタリアのドルチェの美味しさは、華やかさ、軽さを期待するものでは決してなく(ここは重要)、そのしっかりとした甘さの定番品が常時変わらぬ美味しさであり続けることが心髄。

とは言うものの、同店のドルチェのなか、個人的にも気にいっているのが、クレーマcrema(カスタードクリーム)を使ったもの。しっかりとした甘さはありながら口当たりが軽めボリュームたっぷりに使われていてもペロリと食べられる(ペロリと食べる必要もない)。ベニエ(シュークリーム)類はその美味しさの直球型。

そしてチョコレート系菓子。ずっしりとチョコレートの深い味わいは少々含まれているリキュール類がその香りを一層引き立たせており、そして、しっかりと甘い。その、“しっかり”加減が美味い。

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これらのドルチェは持ち帰り用として、もちろん箱に詰めてももらえるが、紙ナフキンに包んでショーウインドウ越しに手渡ししてもらってその場で食べるのもまた良し。立ち食いしても、または道すがらの食べ歩きでも、行儀が悪いなどと白い目で見られる心配は一切必要なし(と思う)。

年明けからカーニバルまでは、もちろん主力商品はフリテッレfritelle。カウンター内側には揚げたてのものがゲンコツ大のそれらが大きなバットにたくさん並んで準備されている。回転が良いので、できたてにありつける。ほんのり温かいそれらは本当に美味しいもの。

これらドルチェのお値段は一律1ユーロ(稀に例外あり)。

友人であるヴェネツィアの達人に教えてもらって以来、なんとなくいつも足を運びたくなる店。

Pasticceria 『TONOLO』
Dorsoduro 3764, Venezia (Scuola di S.Rocco近く)
Tel;041.5237209
(営業時間)
火~土曜;7.45-20.00
日曜;7.45-13.00
月曜休み


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あっ・・・びおらちゃん・・・なんだかカラフルでかわいいですね。
ちなみに、トノロ(ト、にアクセント、Tonolo)ですよ!
(タイトルはあってますが、下のお店情報のとこ・・・)
  1. 2010/02/12(Fri) 09:15:27 |
  2. URL |
  3. Fumie #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

fumieさん
あ、ほんとだ。間違ってる。。。ご指摘ありがとうございました。友人のヴェネツィアの達人様へ。
  1. 2010/02/12(Fri) 16:24:03 |
  2. URL |
  3. aki #-
  4. [ 編集 ]

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