パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



エレミターニ教会Chiesa degli Eremitani :: 2010/03/06(Sat)

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数ある教会のなかでも主要なもののひとつ。パドヴァの見所となるジョットのフレスコ画のあるスクロヴェーニ礼拝堂、市民美術館と同敷地内にある教会。

建築の始まりは1276年。サン・フィリッポ・ジャコモによる。1306年にこの教会の特徴的な木製の屋根部分をジョヴァンニ・デイ・エレミターニにより完成された。彼はパドヴァ・チェントロのパラッツォ・デッラ・ラジョーネも手がけた人物。両建造物ともにこの丸みを帯びた天井部は特徴のひとつとなっている。

教会の構造は、典型的なトスカーナ地方を源とする聖アウグスチノ修道士会。内部は大きなひとつの広間になっており、簡素であるがすっきりとした凛とした美しさ。建築的にも設備投資の節約にも繋がるためだともいえるらしい。とはいうものの、初期ゴシック様式の典型的なスタイルを残している美しい姿の建築物だ。

ただし、当時の姿がそのまま現在に見られるものではなく、16世紀、17世紀に手直し、さらには第二次世界大戦時には戦火(1944年3月、爆撃)にあったため、現在の姿はその後に再建されたもの。

建物全面が特に美しい姿とされているが、その特徴は上部と下部との2部形式。
下部はその当時、パドヴァの教会建築で一種の流行りであり奨励されていた様式。中心に扉、それを中心に4本の付け柱が張り出したようになっている。
上部はローマ時代後期のテラコッタ。最上部にいわゆるペディメントと呼ばれる飾り三角屋根のような造り。

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内部は整然、凄然とし、趣がある。

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