パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



カルミネ大聖堂Basilica del Carmine :: 2010/03/19(Fri)

パドヴァチェントロから少し北西側にずれた場所に位置する大衆的な教会のひとつ。聖人は女性でサンタ・マリア・デル・カルミネSanta Maria del Carmine。この地に建てられた初期のものは1212年、隣接の修道院は1295年に完成。聖堂本体の改築は1335-1446年にされている。

R0011413_convert_20100319053848.jpg

1491年には、大雪と地震による被害を受けたが、1494年以降に既存の築材を利用しながらの再建築が始まる。
しかし、1696年の地震で身廊が崩れ、1800年には火災により、クーポラが焼失。などなど、様々な被害にも遭いながらも現在にいたる。
こうした数々の被害からも逃れてきた正面扉はパドヴァの建築物のなかでも最も古いものとして現存する木製の扉は小さな四角いデザインが施され、そのひとつひとつにはハザミ(アカンサス)が模されている。

R0011414_convert_20100319053916.jpg

R0011415_convert_20100319054103.jpg

内部には、パドヴァ出身のステファノ・ダッラルゼレStefano dall’Arzereの彫刻とフレスコ画で装飾されている。パドヴァ人の作品で埋められていることも、地元、大衆的といえる所以。

この聖堂で価値あるのが、この横にあるスコレッタscoletta(信徒会の集会所)。ここにはルネサンス期の絵画などが収められており、建物自体は16世紀のもの。当時の貴重な芸術家たちの作品が収められており、大変に見る価値の高い場所である。常時開放はされていないので、司祭の許可を得る必要があるが、年に何度か公開される時期もある。

聖堂前のピアッツァ(広場)は、アレッツォで生まれ、生涯の後半をパドヴァに生き、パドヴァ郊外で亡くなった詩人、フランチェスコ・ペトラルカfrancesco Petrarca(アルクア・ペトラルカArquà petrarca)の名を冠した、ピアッツァ・ペトラルカPiazza petrarcaとされ、彼の彫像がそびえ立つ。

R0011406_convert_20100319053819.jpg
関連記事


テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

  1. Padova/パドヴァ
  2. | trackback:0
  3. | comment:0
<<ちっちゃい、と思っていたけれど。。。 | top | ラ・ピッコラ・トラットリアLa Piccola Trattoria>>


comment

comment


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://violamasako.blog83.fc2.com/tb.php/165-fb2a92aa
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)