パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



ヴェネト料理教室 開催中 :: 2010/05/06(Thu)

パドヴァで料理教室を主宰しているステファーニアの料理教室を、個人的に2日間にかけて開催。
参加者は横浜で同じくイタリア料理教室を主宰しているKyokoさん。2度目の訪パドヴァの彼女はとても勉強熱心で料理の知識も豊富。そして、イギリス育ちのご主人とロンドンに在住のとってもキュートなEriさん。彼女も近々イタリア料理教室を開催したいと計画中でかなりのイタリア通。

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テーマはもちろんヴェネトの伝統・定番料理。肉編と魚編に分けて開催。この日のメニューは、

・バッサーノ産ホワイトアスパラ
・パスタ・エ・ファジョーリ(インゲン豆パスタ)
・フェガト・アッラ・ヴェネツィアーナ(レバーのヴェネツィア風)
・ティラミス

講師のステファーニアはこれまた大変に勉強熱心な女性で、伝統料理のなかでも試行錯誤を繰り返しながら彼女独自の料理の解釈、少々のアレンジを加えて仕上がりの方向性を決めている。女性らしい繊細なプロセスをふみながら、伝統的なスタイルを大きく崩さずに現代風に軽めに仕上げるのが彼女の持ち味。

ホワイトアスパラは素材勝ちなメニューになりがちではあるが、やはりここの伝統的な食べ方である茹で卵をつぶして塩とオイル、少々のアチェットを加えたソースで。

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こちらはパスタ・エ・ファジョーリの仕上がり。ラモン産の大きなインゲンを使って裏ごして仕上げるヴェネト特有の皿。ローズマリーとセージを加えて軽く加熱したオイルを加える風味のよい優しい仕上がり。

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フェガトはできるだけ薄く切り、筋のある部分を大変丁寧に取る。この下処理を丁寧にするかしないかで食感に大きな差が。タマネギを甘くなるまでよーく炒め、フェガトはさっと火を通すことが美味しさの秘訣。

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ちなみに彼女いわく、最近になってこういった土地の伝統料理を習いたいという要望が急増中だとか。土地に育ち生活している人でも、伝統料理を忘れかけていたり、また逆にそれを新たに知りたいと思う人も多いようだ。

この日はステファーニアのキッチンが今夏まで修理中で使用不可能なため、急きょ彼女の友人宅のキッチンをお借りしてレッスンを開催。

彼女の友人ももちろん料理大好き、そして料理道具オタク。様々な調理器具があちこちにぶらさがり、キッチンの引出から出てきたりする。新しい、珍しい調理道具を見つけると興奮してすぐに買うタイプらしい。

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たまたま写真に収めたのは、アスパラ専用ピーラー、そして鶏などの肉のかたまりを蒸し焼きにするテラコッタ製の焼き器。

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主に鶏肉専用らしいが、なぜか豚の形。が愛らしい。鼻の穴は蒸気を外に出す役割をする。油を一切加えずに、鶏肉のお腹にハーブやら粗塩やらをつめこんでオーブンに入れておくと柔らかくジューシーな鶏の蒸し焼きが仕上がる。

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テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

  1. Corso di cucina/料理教室
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comment

もしかしてkyokoさんは、最初にパドヴァに行った時、駅前で一瞬お会いした方でしょうか?
ホントに勉強熱心な方ですね~。

ディチェコのオリーブオイルっていうのが、日本では新鮮な印象です。
  1. 2010/05/12(Wed) 01:40:58 |
  2. URL |
  3. marikoinu #JvfUG/8.
  4. [ 編集 ]

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