パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



メルカート・イッティコMercato Ittico all’ingrosso @Chioggia :: 2010/05/20(Thu)

アドリア海側最大ともいわれる漁港の町、キオッジャ。一般の人たちが通う、魚市場のほかに、ここには卸専用の業者向け魚市場もある。イッティコitticoと呼ばれるもの。許可証がないと一般は入れず、完全に業者向けの場所となっている。

R0012594_convert_20100520160734.jpg

日曜日と月曜日のお休み以外4時からと15時から、一日2回のせりが始まる。この日、到着したのが午後の部の30分ほど前。いろいろと手続き(というほどでもなく、許可証を“ハイよ”と渡されただけなのだが。。。)を終えて中に招いてもらったのが15分ほど前。

ガランとしたメルカートはひっそりとしていて所々にある大きな重量計が見えるのみ。もう数分で開店の時間なのになぁ、と思っていたら。。。午後3時になると同時に両サイドからワサワサと台車をひっぱりながらの男達が出てきてみるみるうちに人だらけ。

R0012571_convert_20100520160035.jpg

R0012573_convert_20100520160110.jpg

床の溝にモノを落としてそれを拾い上げようと下を向き、手をのばして目的を果たした一瞬後に顔をあげたら状況は一転していた。4コマ漫画を見ているかの変わり様とざわめきが妙に可笑しくて笑いがとまらない。

魚はアドリア海で獲れたものを中心に、活きのよいものが並ぶ。変わったところではマグロ、サメ、ウナギ、貝類、イカなどの専門業者も。

R0012581_convert_20100520160206.jpg

R0012589_convert_20100520160354.jpg

R0012587_convert_20100520160328.jpg

R0012583_convert_20100520160232.jpg

R0012586_convert_20100520160256.jpg

業者さん達は、独特の雰囲気のなか、あちこちでたむろっておしゃべり花盛りだったりするが、あちこちで買い物を終えた台車が行き来するなどする。魚市場ならではの活気。
市場裏には、ジェラートと棒つきのアイスキャンディー売りも。なんともヤクザな雰囲気がいい。

R0012592_convert_20100520160709.jpg

その後は知人のボンゴレ漁船へ。

R0012597_convert_20100520160945.jpg

毎朝6時に沖に出てボンゴレを獲り、洗浄、袋詰めまですべて船上で行われる。午後3時ごろに戻るときにはそのまま出荷が可能な状態。
船上はいつも清潔に保たれているが、月に2回の保健所のコントロールが入るらしい。
船で働く漁師は現在3代目。2代目の現役の父Linoとその2人の息子が働いている。見た目はゴツく、話もかなり雑っぽいが(ものすごい訛りあり)シンプルで気のいい人達。

キオッジャ、通ううちにもっともっと違う魅力が見えてくるか。


関連記事


テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

  1. Veneto/ヴェネト州
  2. | trackback:0
  3. | comment:2
<<モエーケmoeche | top | ハチミツ農家へ>>


comment

真ん中のサメくんの、おどけて見えたりムスッと見えたりする表情がなんともかわいらしく思えてしまいました。

「がらんどう」から「ワイワイ」へ、見事な変わりようですね!
  1. 2010/05/21(Fri) 01:09:32 |
  2. URL |
  3. marikoinu #JvfUG/8.
  4. [ 編集 ]

marikoinuさん
マグロを撮っていたら、”おい!写真を撮るならサメがいるぜ!”と促されていた先はここに載せたものよりも巨大なサメくんが横たわっていて、それはそれは苦しそうな顔をしていたのです。
おっさんたち、元気でした。
  1. 2010/05/22(Sat) 03:08:34 |
  2. URL |
  3. aki #-
  4. [ 編集 ]

comment


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://violamasako.blog83.fc2.com/tb.php/199-d6559417
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)