パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



イル・カランドリーノIl Calandrino :: 2010/05/22(Sat)

パドヴァ郊外ルバーノRubanoにある、ミシュランの3つ星、ガンベロ・ロッソのトレ・フォルケッタに常にランクインする『レ・カランドレLe Calandre』のカジュアルタイプの併設店。

本店のレ・カランドレでの食事は数年前に一度、こちらのイル・カランドリーノではカフェを(ほんの)たまに飲みに行く機会がある程度で食事はしたことがなかった。

パドヴァではおそらく世界的に最も有名な店(本店のほうが)の併設店だが、なかなかに足が遠のくのが本音。
東京新丸ビルにも出店したが契約更新をせずにそのまま撤退。出店前には本店レ・カランドレは日本の某ホテルにて何年かに渡り、特別ディナーなどを企画していたという日本との関わりも深い。

さて、この日機会がありランチに同店に立ち寄る。メニューは2コース(65/75ユーロ)とアラカルト、そしてピアットウニコ(20ユーロ)が用意されている。

当初はこの日、こなさなければならない予定もあったので、コースを選ぶと時間がなくなることを予想しピアットウニコを試そうというつもりで来店したが、思いのほか午前中の行動がスムーズにいったために急遽コースを注文することに。

コースメニューのタイトルは
“I grandi classici” del Calandrino(カランドリーノのクラッシックスタイル)
“L’adesso “ del calandrino(カランドリーノのモダンスタイル)

私たちは後者を選択。

・温かい白アスパラ 黒トリュフ入り卵のソース
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・冷たい細パスタ(カペッリ・ダンジェロ) オマールとバジリコのペスト
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・小イワシのグリル ジャガイモとモッツァレッラのクレーマ 香草の風味
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・雄鶏のグリルの赤ソース ラディッキオのサラダ添え
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・生のイチゴとソルベ ピスタキオのソース
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そして添えられるパンとタラーリ、そびえ立つグリッシーニ。
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そして、この日に同伴させていただいた方の興味がグッと注がれていたティラミスを追加で注文。ホワイトチョコレートとキャラメルの“ティラミス”とメニュー名にあった。

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出てきたのは、グラスの底にカフェ風味のソルベット、上部にはほんのり温かい泡状がのっていて、冷たいのと温かい泡を混ぜていただく。メニューに“ティラミス”と書いていなかったらそれが“ティラミス”だとは分からないだろう一品。
口の中に一気に軽さとほろ苦さと冷たさと生温かさとほんのり甘さが交ざり合ったようなひと皿。それで終わりだと思ったら水ふきを手にしてカメリエーレがニコニコしながら近づいてきて、「口を開けて」。ラムを噴射させられて、これでひと品が完結する。

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料理もドルチェもそこここにアイデアが隠されているところに価格に反映するのだろう。同店の厨房で働く友人の話を又聞すると、新しいメニューや発見に費やす日々の努力、労力は世界を意識している店だけにすごいものらしい。

まあ、私が食べたのはカジュアル版のほうなので、あまり偉そうなことは言えないのだが。。。
本店のほうは最近内装をリニューアルしてさらにパワーアップしているらしい。

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Bar Ristorante Il Calandrino
Via Liguria 1, Sarmeola di Rubano, Padova
Tel; 049. 630303
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テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

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うーん・・・行きたい・・・食べたい・・・
しかし・・・65/75ユーロ・・・
ちょっと無理・・・かな・・・やっぱり。
  1. 2010/05/22(Sat) 15:10:36 |
  2. URL |
  3. Fumie #-
  4. [ 編集 ]

fumieさん
いやいや、素敵な空間です。でも、いつものオステリアのほうがやっぱり性にあってるかしらん。
  1. 2010/05/23(Sun) 15:06:01 |
  2. URL |
  3. aki #-
  4. [ 編集 ]

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