パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



マリーザの料理教室 :: 2010/05/28(Fri)

パドヴァ近郊に住むシニョーラ・マリーザの料理教室。このところ彼女の自宅を会場に何度か開催。

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彼女の持ち味は、シチリアの彼女のマンマから伝授された“マンマの知恵”をそこここに取り入れた丁寧な家庭料理。丁寧すぎて時々(かなり頻繁に)脱線し、脱線する先もそれはそれは丁寧(?)に話をするので、気づくといつも長丁場、というのが玉に瑕。

とはいうものの、彼女自身の味の傾向、健康への配慮などから、彼女なりの料理の手法が確立している。
クラッシックな料理は、特にヴェネトのそれは動物姓の脂を多用するリチェッタが多いので重いものになりがちだが、それらをアレンジ。味を崩すことなく、丁寧な方法で軽めでしかも美味しく仕上げる。

アンティパストには、ヴェネトの太いサラミ、ソプレッサの表面を軽く焼き、バルサミコをふりかけたもの。サラミの脂がほどよく抜けて表面はクロッカンテ。シンプルだが、バルサミコともよく合う。

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定番、パスタ・エ・ファジョーリは野菜をたっぷり使い、パンチェッタなどの動物性の旨みを加えず仕上げる軽い味。豆の味が濃厚に感じる。仕上げにパルミジャーノを加えることさえもあまり賛同せず、黒コショウを効かせてピリッと。この日はパスタも生地からつくりあげた。

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セコンドにはウサギの煮込み。タマネギ、ニンジン、セロリ、トマトなどをたっぷりの野菜に赤ワインを加えてじっくりと煮込む。使うスパイスはクローヴとナツメグ。仕上がりはとても優しい味。

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ドルチェは定番中の定番、ティラミス。

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彼女の自宅はいたって“普通”の家庭だが、キッチンはもちろん家の中はいつもピカピカ。テーブル用のクロス類も美しいものがたくさん控えていて、引出を開けると彼女のマンマ手作りの刺繍をほどこした大きなクロスなどが出てきたりなど、料理と合わせて学びたい部分がたくさんあり、またそれが刺激となる。

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テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

  1. Corso di cucina/料理教室
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プリモとセコンドは手が込み過ぎていて、とても私の手には負えませんが、ソプレッサを軽く焼く、というのはグッド・アイディアです。ソプレッサ大好きですが、脂が多いのが気になる。でもこれなら脂が落ちて、なにしろ簡単だわ・・・。今度やってみよう。
あ、でも買う時に、厚めに切ってもらわないといけませんね。
  1. 2010/05/30(Sun) 02:49:50 |
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  3. Fumie #-
  4. [ 編集 ]

fumieさん
パスタ;エ・ファジョーリ、結構簡単で我が家ではかなりの頻度で登場してます。栄養的にもいいし。作り置きもできる。。。ソプレッサとバルサミコの組み合わせはかなりイケます。
さて、続編もどうぞ。。。
  1. 2010/05/30(Sun) 04:22:39 |
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  3. aki #-
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