パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



桃/ペスカ/Pesca :: 2009/09/09(Wed)

夏の青さとはまた異なる澄みきった青い空、季節は着実に変わっている。パドヴァには毎朝、チェントロの広場に朝市がたち、季節ごとの青果物を目で楽しみながら、買うことができるのは、私の気に入りのひとつ。写真奥に見えるラジョーネ宮(通称サローネ)の2本の通路にはチーズやハム、肉、魚、パン、菓子類等々の商店が軒を並べており、ここと合わせて食卓にのぼる主材料は何でも手に入る。

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ここでいいのは、必要なものを店の人にちょうど具合のいいものをすすめてもらい、欲しい分のみ計り売りしてもらえること。質のよい、確かなものは自分の目で見て確かめられるのは有難い。
自分の目で確かめる、といえば、外の青果物は値段もやはりクオリティにより高低あり、自分の判断でどこを選ぶか、安ければそれでいい、高いから美味しい、というわけにはいかないことと、店を選ぶこと、などは買う側の責任。

さて、夏の終わりから今の季節、たくさん出回るフルーツのなかに桃/ペスカがある。こちらの桃は日本のもののように甘く柔らかく熟したものとは少々異なり、固め。甘みも少なめだが、味があって美味い。

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いくつか種類があり、食材図典で調べても20種類、それも色違い(白/黄色)も含めるともう少しになるが、今メルカートで見られるものを大方は、ペスカ・ジャッロ(黄桃)とノーチ・ペスカ(クルミ桃??)。
前者はその名の通り身が黄色く、ジューシー、柔らかめで甘みが強い。後者は、これまたその名の通り、クルミ様な経形状に、固くしまった果肉、コリコリとした食感で、果肉の色は白と黄色とがある。皮はツルツルとしていて赤みが強いのが特徴。

私はこのノーチ・ペスカが好み。食後にそのまま食べるのももちろんよし、我が家では、カラフェに注いだワインにこのペスケを一口大に切ったものを入れて、ほのかに桃の香りのするワインを楽しんだ後に、ワインに浸ったそれを食べる。

マチェドニア風にしても、このしっかりとした果肉が合うと個人的には思う。
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