パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



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リストランテ・ベッケリエRistorante Le Beccherie :: 2010/08/02(Mon)

ヴェネト州にある小さな町、トレヴィーゾの老舗レストラン。チェントロのど真ん中で、老舗らしい重厚な雰囲気をもちつつ、その歴史を感じさせることのないスマートなサービスと開放的な空間を提供しつづけるこの町でも屈指の有名店。

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同店を有名にしているのは、老舗ならではの地元料理と、そして伝説のティラミス。発祥の諸説ありながら、“トレヴィーゾ説”を疑いのない説とし、また同地でも発祥元として最有力視されているのが、実はここ。

カンペオール家が仕切るこの店は創業1939年。店名のベッケリエBeccherieは“肉店”という意味で現在の店の前に当時肉の卸屋があったことから。これを模して店のシンボルは肉切り包丁だ。ちなみに、この地では“ベッケリエ”という発音ではなく“ベッケレー”と発音する。

そしてティラミスの発祥秘話は、現在のオーナーとなるカルロ・カンペオールCarlo Cmapeol氏の実母であるアルバ・カンペオールAlba Campeol氏によるもの、とされている。当時同店で働いていたお菓子職人のパオロ・グニニャロートPaolo Gnignaroto氏とともに、子供からお年寄りまでが楽しめるドルチェを、ということで作られたのが始まり。

現在、イタリア菓子の代表選手として、おそらく最も広く世界中に知られているドルチェではないかとも言われているその菓子のルーツはここにあるのか。

同店はトレヴィーゾの伝統料理を守り続ける正統派レストラン。ティラミスだけで地元の人々に慕われているだけではなく、料理の美味しさでも定評あり。この店を悪く言う人はいないだろうと思われる人気店だ。一度はぜひ訪れるべき店。

そして、何より素晴らしかったのがオーナー夫妻のしなやかな身のこなしととてもオープンな対応。

肝心のティラミスは、というと大変シンプル。今どきのフワフワとした食感とは違う、どっしりタイプ、カカオたっぷり。マスカルポーネ、砂糖、卵、そしてサヴォイアルディ、カカオ。材料を重ね合わせるシンプルドルチェだが、そこには幾年もの歴史が重ね合わせられているもの。

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夏の軽やかなメニューももちろん良いが、次はトレヴィーゾと言ったら、と言わしめるほどの同地の有名な特産野菜のラディッキオ・ディ・トレヴィーゾのある冬場に来店したいと思う。

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写真は現在のオーナー、カルロさんとその奥さまのフランチェスカさん。

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こういう店はテーブル横での無駄のないサービスがそこに居る心地よさを倍増してくれるもの。

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Ristorante Le Beccherie
Piazza Anciotto, Treviso
tel;0422.540871
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テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

  1. Veneto/ヴェネト州
  2. | trackback:0
  3. | comment:2
<<…ということで、ティラミス・Tiramisu’ ・Tiramesu’ | top | ここは…『Mac Caffe’ @Milano』>>


comment

うわ~ぜひとも行ってみたいです。
そうですねー寒い冬に行って、ラディッキを食べて、最後ティラミスでしめるのもいいですが、それまで待ちきれなーい。
  1. 2010/08/02(Mon) 07:23:58 |
  2. URL |
  3. Fumie #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

fumieさん
ええ、行くべき店だと思います!ご一緒したいですねぇ、と言いながら何軒かしら。。。
  1. 2010/08/03(Tue) 05:24:42 |
  2. URL |
  3. aki #-
  4. [ 編集 ]

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