パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



レガータ・ストーリカRegata Storica :: 2009/09/08(Tue)

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ヴェネツィアの9月第一日曜日は、レガータ・ストーリカの日。今年は先日6日の日曜日に行われた。
レガータ・ストーリカとは、運河の町、ヴェネツィアの繁栄、及び生活には欠かせない船を使ったレースのこと。

起源は1489年、キプロスの王に嫁いだヴェネツィアの名門貴族のカテリーナ・コルナーロのためのパレードだったものから由来する。

現在はボートレースだが、このレースの前にヴェネツィアの中心を逆S 字で走る大運河、とカナル・グランデを、サンマルコ広場の船着き場をスタートとする、中世の衣装を身にまとった人々の乗る豪華な船のパレードが見物。
当時のドージェ(ヴェネツィア共和国時代の総督にあたる)を中心に貴族に扮した人々が、当時からのヴェネツィア共和国の象徴であるライオンを掲げた煌びやかな船をゆったりと運河を進んでいくのは何とも幻想的な雰囲気。

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“レガータregata”の語源には諸説があるが、リーガriga→リネアlinea(ライン)、アウリガーレaurigare→ガレッジャーレgareggiare(競争する)、またはラミジウムramigium→レメッジョremeggio(櫂、オール)などと、ラテン語からの派生からきているもののようだ。

レース自体は種目別に4レースに分かれている。それぞれ、船の形態や人数などが異なるが、その内容にはヴェネツィアの風物詩として欠かせないゴンドリエーレのレース、女性用レース、若者用のレースなど。

レースではやはり一番盛り上がり、話題になるのは、黒と白の縞模様のシャツを着たゴンドリエーレたちの勝者。普段は観光客を乗せて巧みに運河を走る彼らの腕の見せ所。正真正銘のヴェネツィアの歴史ある職業のひとつである彼らに、改めてスポットが当たる、晴れ舞台の日でもあるのだろう。
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