パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



パスティッチェリア・エステンツェPasticcetie Estense :: 2010/08/06(Fri)

パドヴァのチェントロから少しだけ外れた場所、住宅街にある老舗パスティッチェリア。
R0013359_convert_20100805192747.jpg

1925年にパドヴァ近隣の町、エステEsteにて現在のオーナーの曾祖父であるエジディオ・ルーニEgidio Luni氏により創業。その当時の町の名をとって、現店名の“エスティンツェEstense”がある。店内、レジ横には創業者の秘伝のレシピが。
R0013355_convert_20100805192655.jpg


同店で特に有名なのは焼き菓子類。トウモロコシの粉を使ったヴェネトのビスコッティである“ザレッティzaltti”は同店の看板商品でもあり、何度もこの焼き菓子による賞を得たこともある。
R0013351_convert_20100805192342.jpg

こちらは焼き菓子専門工房の外観。ザレッティを模した黄色い壁。これらは他店にも卸しており、ヴェネツィアの空港でもお目にかかれるもの。
R0013353_convert_20100805192408.jpg

数年前の新宿伊勢丹でのイタリア展にもヴェネトの焼き菓子を伝えるということで招待されたこともある。

店内のショーケースには焼き菓子を中心に手作りの温かみあるお菓子が並べられており、地元の人々が常に出入りする超地元密着型。それゆえかそれだからか、並んでいる菓子もいたってシンプル。イタリアらしい、いい意味での田舎くさい品揃え。
パドヴァの守護神が祭られているサンタントニオの菓子、パン・デル・サントPan del Santoも定番商品。
R0013361_convert_20100805192812.jpg
R0013356_convert_20100805192722.jpg

現在は3代目にあたるパオロさんとその娘のフェデリカ、大学の栄養科学を卒業し終えたばかりのフランチェスコ(←どちらかというと厨房よりも海辺にいたほうが似合いそう)が中心となり店を守る。ということで、4代目も安泰。典型的なイタリア家族経営形式。
R0013354_convert_20100805192503.jpg

長女のフランチェスカはパドヴァの菓子協会の会長をも務めており、最近は菓子の表示基準の見直しを新たにする条例を制定したりと活動も活発に行っている。
R0013347_convert_20100805192438.jpg
R0013365_convert_20100805193138.jpg


Pasticceria Estense
Via Forcellini 76, Padova
Tel; 049.755914
関連記事


テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

  1. Pasticceria/お菓子屋さん
  2. | trackback:0
  3. | comment:0
<<ムラーノのガラス『ラルベロL’albero 』 | top | アトリエ・ビアセットAtelier Biasetto>>


comment

comment


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://violamasako.blog83.fc2.com/tb.php/233-ef62faf4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)