ヴェネト州としては最大の展示会場であるヴェローナの展示場で馬の国際展示会『Fiera Cavalli』が開催された。
この展示会はなんと112回目。土地柄、馬とのつながりが強いことを改めて知る。
(馬肉を食べる習慣もあるし。。。)


11月初めの週末にかけて4日間開催されたこの展示会には、18万2千人もの来場者があったとされ、参加した業者、団体はイタリア国内外から7,000、動員された馬は60種2,500頭。
ここ数年で馬市場(というのか?)は成長を続け、ここ5年間の出展者も5割増しだとか。
このフィエラの最大の見物はJumping Veronaと題された馬術競技の大会。今年33回目を迎える世界公式戦、ロレックス杯。ここヴェローナの同大会は10回目。ヨーロッパ、南米、オーストラリアなどから17カ国40頭の馬が参加する。
会場内は馬の売買はもちろん、馬関連の道具類、餌から小物・装飾品、掃除用具、馬車、馬舎、、、そしてそれぞれの土地の特産品の紹介まで、実に様々な展示物がある。そしてあちらこちらで馬の品評会。
美しい800年代の馬車。

なんともエレガントな美少女たちがさっそうと馬に乗る姿はなんとも美しい。おまけにかなりの乗馬技術の持ち主たち。はぁ、素敵だわぁ。

ラツィオ州マレンマに伝わる馬とその騎手たち。訛りの強い言葉で話す彼らたちはアントニオ・バンデラス風(全然違うけど、ホントに)でまた違う魅力。馬に乗っての”椅子とりゲーム”はなんともイキ。椅子取りゲームって、ここでもやるんだ。。。

馬の展示会だし、ここはヴェローナだし、屋台には馬肉を食べさせるレストランが出店しているかと期待したけど、それはさすがになし。南米式(なのか?いつもこれらはアルジェンティーナ→アルゼンチン風と呼ばれている)の子豚の丸焼きやらド迫力の塊肉のグリル。


子供向けにも馬やポニー、ロバなどとの試乗やら餌付けなどの体験コーナーなどの催しも豊富に用意されており、子連れの家族に向けても趣向が凝らされている。



子供むけのフルーツbar。手品師たちのパフォーマンス。馬だらけのメリーゴーランド。。。
カンカンを踊るマセくれた女の子たち。踊りの後は脇で待ち構えていたカウボーイ姿の男のエスコートで舞台外へ。「アンコール??じゃあ、もう一回だけ踊るわ!!」とマイクを片手にリーダーの女の子は男の子を従え、もう一回踊り出す。りっぱ。

大好きな馬に目が釘付け、真剣な眼差し。この日は君への特別サービスdayー。

会場内はあちこちに落とし物多発のため、常に清掃中…。
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こんな企画を初めて知りました。毎年やっているんですか。私は馬が大好きなので、1回はいってみたいな。
- 2010/11/11(Thu) 09:35:39 |
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- kaoru #-
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Kaoruさま
毎年開催されています。馬に興味のある人ならかなり楽しめるのでは、と思います。様々な馬関連のものが置いてあります。馬も幅広いんですね。
- 2010/11/12(Fri) 13:46:10 |
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- aki #-
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