パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



ナターレのドルチェ ナポリ編 :: 2010/12/29(Wed)

イタリアのナターレのドルチェといったらやはりこれも地方色豊か。

まずはイタリアのナターレのドルチェといえば、パネットーネ。ミラノ発祥だとされるが、もはやこれはイタリアのナターレのドルチェ。発祥の言われはあるとはいえ、生産性をあげることでパネットーネがイタリア全土及び世界的にもナターレのドルチェとして知られるようになった、というのは有名な話。パネットーネの一大メーカーMottaのアンジェロ・モッタAingelo Mottaが’900年代に大量生産に成功したことから、広く普及したと言われているから。
話はそれるが、夫の家族のなかでは、パネットーネは24日の24時になったら食べるものらしい。(私は知らなかったが、夫も知らなかったらしいので、その真相は解らずじまい。)
さらに話はそれると、新潟の我が家では、31日の夜中、夜の年越しの時間に蕎麦を食べる習慣がある。

さて、ここ南伊ではやはりそれなりの土地のドルチェのほうが馴染みが深い。

これはモスタッチョーリmostaccioli。
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粉と砂糖、アーモンド粉、そしてレモン汁、ハチミツ、シナモンなどのスパイスを混ぜて菱形にして焼きあげ、チョコレートでコーティングしたもの。

ロコッコroccocò。
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最後の“コ”にアクセントがつく。ドーナツ状に穴のあいたお菓子で、内容はモスタッチョーリと似たようなもの。けっこう固い。

ラッファイオーリraffaioli。
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これらもほぼ同様の中身に白いチョコレートでコーティングされているのが一般的のよう。モスタッチョーリと似ているが、どちらかというとこちらのほうが柔らかくできていて、ハチミツの配合が違うのか。

そして、ナポリのナターレになくてはならない、ストゥルッフォリstruffoli
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粉と砂糖、卵、バターを混ぜた生地を細くのばして小さいニョッキを作るように小さく端から切ったものを油で揚げたものを温めたハチミツでからめたもの。
これは義母の得意でもあったのだが、今年は体調不良により、自慢のストゥルッフォリを食べることができなかったのが非常に残念。

こういうお菓子も各パスティッチェリアによって少しづつ味や食感が違ったりして、何人かが集まるといくつかの店のものが持ち寄られたりして、ああでもない、こうでもない、こっちのほうが好みだなんだのと食べ物談議はつきずに…。

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comment

ナポリのドルチェ、甘そ~う、でもおいしそ~うです。
これだけ地方色の強いイタリアで、クリスマスだけは全国どこでもパネットーネというのは気持ち悪いですよね。(完全にCMに洗脳されている気がする・・・)

地元お菓子健在のナポリ、ばんざ~い!!!
  1. 2010/12/29(Wed) 20:28:56 |
  2. URL |
  3. Fumie #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

fumieさん
数年前、初めてこれらのお菓子を食べたとき、全く美味しいと思わなかったの。甘いだけで、ボソボソしてて…。でも、これが美味しい~!と思うんですよね。自分の味覚も変わっているのかな??
  1. 2010/12/30(Thu) 17:01:51 |
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  3. aki #-
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