パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



フェラゴストferragosto :: 2009/08/16(Sun)

8月15日は、イタリアの祝日。フェラゴストferragostoといい、言葉の起源はラテン語の“feriale augustiフェリアレ・アウグスティ”つまり、“8月の休暇”ということだが、その意味するところは、ローマ帝国初代皇帝アウグストゥスの祝日という。8月は一か月に渡り神々を讃え祭るのだというが、18世紀中頃にカトリック教会、当時のローマ教皇により8月15日を聖母(マリア)の被昇天として、聖母マリアが現世での生涯を終え、肉体と霊魂を伴い天に昇ったという信仰、またはそれを記念する日として設定された。

この日は特に様々なことが機能しなくなるが(店や交通機関など)、避暑地などは人で賑わう。
パドヴァではこの日は毎年、チェントロ南側にある大きな広場プラート・デッラ・ヴァッレprato della valleにおいて花火が上げられる。日本のそれとは少々趣を異とし、ボリューム全開の音楽とともにリズミカルにそしてカラフルに絶え間なく打ち上げられる花火はまたそれはそれで美しい。打ち上げ場所が至近距離にあるのもまたその迫力を増大。多くの人が集結するので現場は大混雑だが、花火の終わった午前0時過ぎ、昼間かと思うような人ごみのなかをゆっくりと他と歩調を合わせるようにして家路につくのも、また夏の夜らしくて楽しいもの。

この日はヴェネトの料理教室ツアーに参加するために富山県から来てくれた、Mご夫妻とキオッジャの漁港と魚市場の見学、そしてその後料理実習へ、という魚づくしの一日。

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ご主人は今冬トラットリアをオープン予定のイタリア料理のコックさん。そして旦那さま曰く「僕とジェラートぬきでは生きていけない。」というジェラート大好きの美容師さんの奥さまとは、仲よしラブラブカップル。

キオッジャではふらりと入ったオステリアにて、隣テーブルに座った人なつっこい地元のおじさんに、彼らが食べているカキのリゾットを強引に味見させられたり(自主的でもあったが)しておおいに笑う。夕方からは魚を使ったヴェネトの地元料理を調理、そしてそれを目当てにやってきた騒々しい来客とともに食事。

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滞在期間はほんのわずかですが、楽しんでいってくださいね。
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