パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



愛すべき料理人(?)マヌエル :: 2011/04/26(Tue)

今月初旬に岡山でイタリア料理教室を主宰されているkimikoさんとご一緒させていただく機会があった。イタリア料理の教室を長く続けているだけあり、とても勉強熱心で物知り。いろいろと話をすることができて、ウェ私も非常にいい刺激になった。

ということで、数日間ヴェネト料理教室を企画。この日はパドヴァのチェントロにあるオステリアにて。結構すごいお腹のマヌエルシェフによる料理指導。

この日のメニューは、ラディッキオのサオル、ビゴリ・イン・サオル、そしてザエティ。

ラディッキオのサオルは、たっぷりのタマネギと通常加える干しブドウの代わりにフルッティ・ディ・ボスコ(ベリー類のミックス)を加えて、甘い酸っぱく仕上げている。

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そして、ビゴリ。ものすごい固い生地を彼の全身全霊(?)をこめて生地をまとめ(…これは私たちで再現できないんじゃないかと思わせるほどの勢いだった)、本来ならビゴリを押しだす専用の機械、トルキオの代わりに肉のミンチ機を使用。なるほど~、麺の表面には溝ができるし、ビゴリ特有の固い生地でもこれならイケる。それでも、マヌエル氏、大粒の汗をかきながらの作業。やっぱり私たちにはムリかも…と再度思わせる瞬間。

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他の作業が完了するまで乾燥させて、ビゴリといえばイン・サルサ(タマネギとアンチョビのソース)で。

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そして彼の自慢のトウモロコシ粉を使って焼き上げるザエティ。今まで食べたり試作したりしてきたザエティのなかで、これが一番美味しかったかな、と思わせる自信作。たかがザエティ、されどザエティ。焼きたての生温かいそれも、翌日の落ち着いた感じも、それぞれに味わいが違う。前者はトウモロコシ粉の粒粒感の残る全体的に粗っぽい口当たり、後者は生地が落ち付いてしっとりとそしてホロッと崩れる感じ。

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長年連れ添うモエラさんとはいいコンビ。2人ともとても優しくて、そしてお洒落な眼鏡が印象的。

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テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

  1. Corso di cucina/料理教室
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ふふふ、あの日を思い出して笑ってしまいました。
お肉のミンチ機で作ったビーゴリ、食べてみたかったな~でもそんなに力が要るのってシェフ以外には作れない?
  1. 2011/04/26(Tue) 18:38:26 |
  2. URL |
  3. miacucina #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

miacucinaさま
ビーゴリ、すごくよかったですよ。ただソースが少々しょっぱかったけど。想像の範囲でしょうか?!笑。
  1. 2011/04/29(Fri) 16:37:17 |
  2. URL |
  3. aki #-
  4. [ 編集 ]

イタリアの食は、奥が深いですね。頑張っていろいろ取材していますね。。。。
  1. 2011/05/04(Wed) 04:28:23 |
  2. URL |
  3. FK141 #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

住んでいるこの土地だけでも知らないことがたくさんあります。他州までにも手がまわってません。
  1. 2011/05/07(Sat) 16:16:05 |
  2. URL |
  3. aki #-
  4. [ 編集 ]

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