パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



スペーコラSpecola :: 2009/09/25(Fri)

IMG_4198.jpg

現在、パドヴァ大学の天文台として存在しているが、古くはパドヴァがヴェネツィア共和国の傘下になる以前、パドヴァを治めていたエッツェリーノ3世・ダ・ロマーノの城として1242年に築かれたのが始まり。現在ある2本の高い塔を中心とした建物の大枠はその当時からのもの。暴君として名を馳せていたこの君主の残忍さの象徴としても知られていたらしい。牢獄や拷問部屋などでは、敵人や犯罪人が苦しんだ歴史も持つ。

その後、1374年には、パドヴァがヴェネツィア共和国下になる以前まで同地を統治したカッラレージ家により、現在のような姿にまで建築がなされている。現在、ここは、『スペーコラ(天文台)』とも『カッラレージ家の城』とも呼ばれている。

この城を中心にパドヴァの町は外敵から町を防御するため、1500年代には町全体を囲む壁が築かれた。
1761年にはヴェネツィア共和国の下、城もあけ渡されることとなり、この時代から同大学の天文台として、天文学の研究のために開放された。

1994年以降は、博物館として一般開放もされ、当時の天文観測の道具などが展示されている。

チェントロからほど近いのだが、バッキリオーネbacchiglioneという川をまたいだ場所にある、大変静かで緑も多い美しい場所のひとつ。
関連記事


テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

  1. Padova/パドヴァ
  2. | trackback:0
  3. | comment:0
<<アンドレア・パッラーディオAndrea Palladioの育った場所 | top | センスの良い調理道具の店『E.Valesio』>>


comment

comment


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://violamasako.blog83.fc2.com/tb.php/4-5c110859
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)