パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



リゾット・アイ・ゴーRisotto ai Gò :: 2009/08/07(Fri)

“ゴーgò”というアドリア近海ラグーナで獲れる小さな魚を使ったリゾット。ゴーはヴェネト弁であり、正しいイタリア語はギオッツォghiozzoという。

ブラーノで食べる土地の料理。ここの人たちには大変親しまれている一皿だ。ラグーナの底に仕掛けた網にかかってくるハゼ科の小魚。成魚で全長20-25㎝ほどの魚である。海辺で釣り糸をたらす愛好家や子供たちにもおなじみの地元の代表的な魚。

IMG_4318.jpg

仕上がりのリゾットは白いだけの控え目な存在だが、食べるとその潮の香りと風味のある魚の実に美味いリゾットだ。気持ち強めの塩加減がこの風味を際立たせる。

IMG_3291.jpg

盛り合わせのもう一方はリゾット・コン・ネーロ・ディ・セッピアrisotto con nero di seppia
、イカ墨のリゾット。こちらも濃厚なイカ墨の風味。両者とも申し分ないリゾットの仕上がりで少量ずつだが満足。美味しいものはお腹いっぱいよりも少し控え目でやめておくのがいいのかもしれない。

少し控え目だったのには、実は訳がある。今回一緒にブラーノを回ったメンバーは私を含めて4名+1名(+1名は娘のVちゃん)。そのうちの一人はものすごい大きなお腹の持ち主。ブラーノまでの道中、禁煙についての話題に触れたのだが、彼は2年半前に禁煙し、その後なんと35㎏も太ったらしい。話を聞いた際にはええ~~、そんなに??と驚いてみせたが、なんのその。食べる、食べる。リゾットもそして、セコンドとして頼んだ魚介のフリットゥーラ(フライ)も、私と合わせて2人前の大皿に盛られてきたのを、遠慮もなくあっという間にたいらげていた。この勢いはリゾットの際にも同様。自分の皿に大皿の残りをスプーンでかっさらいながら、「もう少し食べる??」などと聞かれても、ねぇ。

これらの美味しい地元料理をいただいたのは、ブラーノのメイン通り沿いにあるトラットリア『ダ・プリモda Primo』。店の造りも飾り気のないレトロな感じだが、料理も店が前と同様、飾り気はないが安心感のある美味い料理を提供している。

IMG_3292.jpg


関連記事


  1. 料理・素材
  2. | trackback:0
  3. | comment:0
<<Forno di Zoldo の山小屋ランチ | top | ブラーノ島Isola di Burano>>


comment

comment


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://violamasako.blog83.fc2.com/tb.php/43-f8f0b45c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)