パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



ビーゴリ・イン・サルサ Bigoli in Salsa :: 2011/11/10(Thu)

ヴェネト料理の代表選手。ビーゴリという独特の太いスパゲティ状のパスタをイン・サルサで和える。

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イン・サルサとは、この地域では誰もが知る料理名。通常、イン・サルサというとソースと合わせたものを意味し、一般的にはトマトソースになるのだけれど、ここではタマネギとアンチョビ。

たーっぷりのタマネギをしっかりしっかり炒め、そこにアンチョビを溶かしこむようにして仕上げる。驚くくらいの量のタマネギとアンチョを使う、非常にシンプルながらにおもしろいメニューだが、ヴェネト料理らしい、地味~~な色の仕上がりの料理。

この料理を食べるにあたり、その昔のいわれがあり、イン・サルサを食べる日というのがある。
それは、カトリックの習慣に基づくもので、それらは「クリスマス前日Vigiliadi Natale」、「灰の水曜日Mercoledi delle Ceneri」、「聖金曜日Venerdi Santo」。
「クリスマス前日」、というのはいわゆるクリスマス・イブの日。「灰の水曜日」とは、復活祭(パスクア/イースター)の40日前、つまりイエス・キリストが死んでから復活したことを喜ぶ祭り。「聖金曜日」は、復活祭の前の金曜日で、イエス・キリストの受難と死を記念する日、となっている。

これに沿っているのだろう、金曜日は魚を食べる日、として街の魚屋さんが賑わう日でもある。

さて、この日はヴェネツィアーナのロッサーナ宅にてヴェネツィア料理教室。プリミはこの、ビーゴリ・イン・サルサにしてもらった。

たっぷりのタマネギとアンチョビを…

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クリーム状になるくらいまでしっかりと炒める。

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そこにアンチョビを溶かしこんで仕上がり。

今日のビゴリは、ここら辺ではよく見かけるこちらのメーカーのもの。全粒粉を使ったザラザラ、ぼってりした感のあるビーゴリ。麺自体がこういう食感のもののほうが、このソースにはよく合う。

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最近、iphone/ipadアプリ『白浜レシピ1』というのを最近発売させていただいてます。中でレシピとそれにまつわる読み物を書いていますので、ぜひご覧ください。宜しくお願いします!
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