パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



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ピンツァ/トルタ・ニコロッタ Pinza/Torta nicolotta :: 2011/11/12(Sat)

一般的に呼ばれる名はピンツァ。ヴェネツィア名、トルタ・ニコロッタ。

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これもヴェネトのドルチェのひとつとして知られる、超素朴系な焼き菓子。いわゆる、ドルチェ・ポーヴェラdolce povera、直訳すると“貧しいお菓子”となるが、ここでいう“貧しい”は“素朴な”というふうにあてはまるのだろう。
お菓子というにはかなりハードでこれは朝食とかに食事兼となり得るもので、しっかり&どっしりとした仕上がり。

これと内容は同じく、並列したのがトルタ・ニコロッタ。これは、1700年代のヴェネツィア発祥と言われていて、サン・ニコロ教会区域の人々がこれを食していた、と言われるから。教区のお祭りで作られていたため、それをニコロッタのお菓子、と呼んでいたことから、と伝えられている。

使うものは、ポーヴェラという如く、残りもののパンに干した果物やナッツ類、香辛料などを全て混ぜ込んで焼き上げる。現在、ヴェネト州のお菓子として知れ渡っているものでは、トウモロコシの粉が使われている。

これも、先日開催したヴェネツィア料理のレッスン内に講師を務めたロッサーナによるもの。あまりにも小さな頃から慣れ親しんできたものすぎて、「そういえば、最近作ってなかったわ~」と言いながら次々と材料を混ぜ混ぜ…。

残っていたパンがなかったので、止むなく購入したパンを牛乳で浸し、砂糖、卵、バター、そして干ブドウ、すりおろしたレモンの皮、フェンネル、松の実などの香りのものを加える。この日は季節なので、刻んだリンゴを混ぜこんだ。

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加えるものは、各種フルーツの砂糖漬け、スパイス類、クルミなどのナッツ類、生のフルーツならばナシなども。ロッサーナ曰く、ここで何を加えてもいいのだけれど、干ブドウとフェンネルだけは欠かせない材料たち。

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1並びの昨日、11月11日はサン・マルティーノの日。ヴェネツィアの街角で見かける、この日のためのお菓子はカラフルでその形が特徴的。
馬に乗ったサン・マルティーノを型どっている。

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こちらは栗のハチミツを煮詰めたコトニャータ。

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