パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



ローマのジェラテリア :: 2011/11/18(Fri)

ローマにてジェラートミッションに仰せつかり、いくつかのジェラテリアを廻る。

事前に情報は集めたものの、限られた時間内でローマ市内のそれらを廻るのは、かなり制限あり。…ながらも結果的にはジェラテリアとはいえ、そのなかでいくつかの業種を見ているうちに、それぞれの業態事情やら、ジェラート販売の背景なんかも見えてきて(その大半は想像の範囲内だが)なかなか面白い。

立ち寄った数は知れず、実際に食べたのは数店。そのなかでも一番印象がよかったのが、ここ。

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店の外観はお世辞にも素敵とはいえず、最近流行りのステンレスの蓋つきケースに並ぶモダンスタイルのジェラテリアとは全くの真逆路線な、田舎くさ~い店。

でも、ショーケースの中を見るとその清潔できちんと整理されているジェラート容器は好感度が一気にあがった。
味のバリエーションには結構と面白いものが並び、香辛料(シナモン、カルダモン、トウガラシ、生姜、サフラン)やナッツ類、リキュール、フルーツなどを使用。一見奇をてらったグースト(味)を狙っているのかと思いきや、食べてみると全く違う。シンプルで優しい、素材の味がしっかりとバランス良し。

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店内奥に見える厨房で全てを生産するのだが、原料はできる限りフレッシュなもの、そして高品質なものを使うことをモットーとしているのだとか。実際に厨房に積まれていた原料の箱などをちらりと見ても、それが垣間見れる。

乳ベースのものとは別ケースにはソルベットも。こちらは乳アレルギー対策も含め、また乳を使用しないあっさりタイプのソルベットたち。あっさりとは言うものの、それらを味見させてもらったけれど、非常に濃厚。濃厚カカオのソルベットなんて、もうびっくりするくらいに美味しい。こちらは季節のフルーツをなるべくフレッシュのものを使うことを基本にしているが、人気のフラーゴラ(イチゴ)のようなものは冷凍を使用するのよ、とのこと。今の季節はカスターニャやペーレ、マンダリーノなどがお勧め。

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1996年からの同店の店主は女性のマレッラさん。素材にとことんこだわって、近所のお馴染みさん及びローマ市内から美味しいジェラートを求めにやってくる人たちで賑わう店。食べた後の後味がすっきりしていたのが非常に印象的。嫌なジェラートを食べると、舌に残る変な甘さというかなんというかがいつも気になっていたから。安定剤か何かなのかな…。

ついでにいくつか撮った他、ジェラテリア。上店に比較的近いこちらも人気のジェラテリア。素材の粒(ナッツ類やフルーツなど)をたっぷりと入れこんだ素材感たっぷりのジェラートが特徴。

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ここはバリエーション豊富

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こんなのとか。

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もうこういうスタイルはなんだか飽きちゃったな…。

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ジェラートの品質保持にはこのほうがいいのかもしれないけれど、個人的にはジェラートはやっぱり実際に目で選ぶ楽しさも、必要な気がする。

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