パドヴァのチェントロにある文化会館、Centro culturale Altinate通称サン・ガエターノSan Gaetano。もともとは通称ともなる同建物の近くにあるサン・ガエターノ教会の修道院のテアトロとした建物で1693年に完成したもの。
1874年以降、パドヴァ市の持ち物になっているが、戦争前に火事で焼失、その後現在のような姿に。現在はパドヴァ市及びパドヴァ大学所有の文化施設として期間的展覧会などが開催されている。
いつでも入口が解放されていて、気軽に入ることもでき、その都度写真展や絵画展、各種デザイン展などがあって楽しめる。


↑コレ、少し前にやっていたトラクターの会社の展覧会。絵のテーマがトラクターと美女。趣味悪し。


そして何よりこの建物の一角では、夕方幼稚園の終わる時間から数時間、子供を預かってくれるラボラトーリオがあるのが魅力。カラフルなその一角はしっかりとした保育士(というのか?)が数人いて、毎日プログラムが変わり、クリエイティブな遊びを子供たちに非常に低料金で提供してくれる。最近知ったプログラムだが、とても魅力的。何よりも子供たちを世話してくれる女性たちがとても頼もしくて、私とびおらのお気に入りの一角になった。
その建物の入口を入るとすぐにあるのが、このカフェ。お洒落でモダンな雰囲気のするカフェは、冬の寒い季節には外歩きの休憩にぴったり。夏場はどこのカフェも外にテーブルを出しているので問題ないが、どこのカフェも店内が小さいところがほとんどで、確実に体を温めながらゆっくりと座れるところ、というのが意外と少なかったりする。

数年前にオープンした同カフェは、チェントロのピアッツァにあるパン屋ヴェッキアートVecchiatoの直営店。パン店は1889年創業のパドヴァの老舗パン店。パン屋とはいっても、現在は加盟店も含め6店舗でパンを販売。食事パンの他、焼き菓子、生菓子なども手掛けているアルティジャナーレ系のパン店では大手。

カフェはこの1店舗だけだが、センス良いすっきりとした店内と毎朝運ばれてくるパン及びパン菓子。軽い食事もできるとあって、常に客足絶えず。客層もいい感じだ。
この時期はたーっぷりのパンナを載せたチョコラータ・カルダ~。
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すてき、こういうの、やっぱりさすがパドヴァという感じです。
ところで、↓ご主人のお腹、大丈夫ですか?
季節がら、どうぞみなさん体を壊さないよう、お気をつけて!!!
- 2011/12/10(Sat) 18:57:26 |
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- fumie #-
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fumieさん
ありがとうございます。Fのおなかは日本の我が家の常備薬を与えたら治りました。同じものを食べた私は何ともなかったんですけどね…
- 2011/12/11(Sun) 14:57:13 |
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- aki #-
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