パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



イストリア内陸の町 Pazin~Bale~Porec :: 2012/08/22(Wed)


滞在先のロヴィーニョから内陸方向へ日帰り小旅行。訪問先はPazinパジンという歴史ある町。

ひたすら赤い乾いた大地を走り続ける。ブドウ畑とオリーヴの畑を通りぬけて到着。イストリアの白い石で造りあげられた小さな町。共産圏の名残りが非常に強く残る町並み。東ヨーロッパの小さな町にある光景がここにもある。

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ヴェネツィア支配下にあったイストリア。ヴェネツィアを思わせる家の造りも見られる。

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町の小高い場所にあるカステッロ(城)。983年のもの。現在は博物館になっていて、また、不定期のアート展などが開催される。

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城から見下ろす深い谷。天気のよい暑い静かな夏のこの日は静かな場所だが、戦時中はここは悲劇が繰り広げられた場所だと聞く。
イストリア一帯はタバコ産業が盛んだった地域。カステッロ内にはその当時の面影を語る展示品も並んでいる。

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町の教会はサン・ニコロ教会。15世紀のフレスコ画が残り、その横には45mもの高さのある鐘塔。

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そして海岸線の小さな町、Baleバーレ。静かな街並みが美しい。海辺は海水浴客でこの時期は賑わう。

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実はここ、ジャコモ・カサノヴァが住んでいた家が残っている。1743-1747年の3年間を過ごしたとされているが、彼のやむを得ず、なのかそう望んだからなのか、の放浪的生活のうちのヴェネツィアに居た期間中である。イストリア特有の白い石で作られた建物の並ぶ街並みと美しい海の見える小さなこの町を機気に入り、ここからすぐ近くにあるカステッロの領主の娘さんと好んで時を過ごしたとされている。

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小さな小さな教会、15世紀に建築されたスピリト・サント教会。この当時としては珍しく規則正しく切りだされた石を積み重ねて造られた建物。内壁画は1/3ほどは消失しているが色鮮やかで美しい。

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そしてそして、同海岸線沿いの避避暑地として有名なパレンツォ(ポレッチュ)。今回は2度目の訪問。ここの見所はユネスコ世界遺産に指定されているエウフラシウス聖堂。最も古い部分は4世紀のもの。

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当時のモザイクが一部残り、現在の聖堂は6世紀からのもの。

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ヨーロッパで、世界で最も優れていると称されるモザイク で埋め尽くされた聖堂内をじっくり見るためにまた来年訪れたい。今回は閉館間際だったので。

それにしても終日、暑かった…
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