パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



エノテカ ヴィッラ・シェリマン Villa Sceriman :: 2012/10/10(Wed)

パドヴァの南西に位置するエウガーネイ丘陵地帯のVòという地区にあるカンティーナ。

建物は昔の貴族の別荘であり邸宅のヴィッラVillaとして歴史を伴ったものである。その歴史は遡ること13世紀。パドヴァの貴族の家系がこの周辺の土地一帯をテリトリーとし、地主となり、同ヴィッラの原型を造る。ただし、文献としての最初の記述は15世紀半ばのこととなる。

その後200年間は残る記述はない。

そして、12世紀から続くヴェネツィアの貴族シェリマンScerimanが3500ヘクタールの土地とともにこの邸宅を購入したのが1740年。それ以降、シェリマン邸(カ・シェリマンCa’ Sceriman)であるこの建物及び、さらに25ヘクタールを統合し、土地の繁栄に貢献。

20世紀後半の戦後、農業生産を手がける経営体制となり、ぶどう、オリーヴ、大麦、小麦、とうもろこしなどの穀物類、果物など農産物全般を扱う。

建物の一部はエノテカとして、年間を通して解放されており、地元の人たちはもちろん、観光客も多く訪れる場所。頻繁に大型バスでドイツ人のグループも見かけられる。

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この一帯で栽培されるぶどうは、カベルネ・フランCabernet franc、カベルネ・ソーヴィニョンCabernet sauvignon、メルローMerlot、ラボーゾRabosoなど。

土地特有のものとしては、前述のラボーゾ、微発泡のセルプリーノSerprino、ドルチェワインであるフィール・ダランチョFior d’arancioなど。

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一般種などに関しては、正直なところ(個人的意見として)最高級ワインとはいえないかもしれないが、日々の食卓ワインとしてはいいかな。
同丘陵地帯には小さなカンティーナが多く点在しており、今までにも何軒かは訪れてみたが、まだ足を運んだことのない場所もあるので少しづつでも訪れてみたいとは思う。

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Villa Sceriman
Vò Euganeo, Padova
Tel;049.9940123

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テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

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