パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



ヴェネツィアマンマの宝物 :: 2012/11/05(Mon)

ヴェネツィア料理レッスンでお世話になっているマンマ・ロッサーナ。いつも笑顔いっぱいで迎えてくれる優しい彼女のお宅には、玄関から入ってすぐの居間には、彼女と彼女の旦那さんのダニエーレ氏のお母さんやおばあちゃんの代から受け継がれるお宝が所狭しと置いてある。

R0032660_convert_20121105140051.jpg

そのひとつがこの食器棚。中には年代もののムラーノのガラス類がいっぱい。クラッシックなムラーノのグラス。美しいガラスがぎっしり詰まっている。薄くて軽くて非常に繊細。危うく落として割ったら怖いので、いつも触らずに眺めるだけにしている。

そんな彼女のお宅で開催した先日のレッスン。披露してもらったのは、開いた豚のヒレ肉に詰め物をし、巻いてローストしたもの。秋~冬らしいメニュー。

仕事から戻ったダニエーレはいつもながらに気の利くいいアシスタント。だが、真相はいかに…?!気持ちよく手伝ってもらうにはコツがあるのよ~、と、途中何度も投げキッスやら褒め言葉を投げかけて、上手に操っているようにも見えるけれど、これも結構疲れるよね、実際…

R0032531_convert_20121105135500.jpg

詰め物にはリンゴ、プルーン、サルシッチャなどを混ぜ込んだもの。これを巻いて糸でしばり、表面を焼きつけてからゆっくりと火を入れる。

R0032535_convert_20121105135529.jpg

R0032539_convert_20121105135558.jpg

R0032549_convert_20121105135626.jpg

甘酸っぱい、アグロドルチェの仕上がり。

R0032637_convert_20121105135823.jpg

付け合わせには、昨日話題にした白いポレンタ、ビアンコペルレ。専用の銅鍋でゆっくりと火を入れ、炊きあがったら鍋をひっくり返して板上へ。

R0032555_convert_20121105135654.jpg

R0032580_convert_20121105135721.jpg

糸で端から器用に切り分けて皿へ。

R0032650_convert_20121105135924.jpg

R0032644_convert_20121105135854.jpg

この日に飲んだのは、ヴェネツィアで収穫されるブドウのワイン。小さな島、アミアーナAmmianaの赤。希少な地元ワイン。

R0032654_convert_20121105135952.jpg

料理の順番が逆だが、冬になる前から春を先取りの、こちらはリーズィ・エ・ビーズィRisi e Bisi。えんどうマメのリゾット。

R0032629_convert_20121105135749.jpg

春に獲れたものを冷凍してあったもので、小粒だがまだまだ香りよし。たっぷりと加えて仕上がりはヴェネト風にアッロンダall’ondaに。リゾットのつくる際にはここではよく耳にする言葉。オンダonda=波という風に、皿に盛ったリゾットが波打つような感じの状態がベストといわれている。

アンティパストもドルチェもしっかり食べた〆は、ヴェネトの山側のチーズ、モルラッコ。栗のハチミツをたっぷり添えて…

R0032662_convert_20121105140118.jpg


関連記事


テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

  1. Corso di cucina/料理教室
  2. | trackback:0
  3. | comment:0
<<最近のお気に入りの店 Ristorante Boccadoro | top | Sapori d’Autunno 秋の味覚の祭典>>


comment

comment


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://violamasako.blog83.fc2.com/tb.php/638-4325cfac
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)