パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



パドヴァの競馬場とパドヴァネッラという馬車 :: 2013/10/02(Wed)

パドヴァ隣接の町、ポンテ・ディ・ブレンタPonte di Brentaには、歴史ある競馬場がある。ブレンタの橋、というこの町の名前は、ヴィチェンツァからパドヴァ、ヴェネツィアを通りアドリア海へそそぐブレンタ川の通る場所柄ゆえの地名。

ここに、1901年からオフィシャルの競馬場として現在まで続く競馬場Ippodromo Bredaがある。

DSC_1182_convert_20131002133851.jpg

それ以前は、パドヴァ中心のプラート・デッラ・ヴァッレで競馬が行われていた、というから、パドヴァの競馬の歴史は長い。それにしても、楕円形の大きな広場であるプラート・デッラ・ヴァッレも想像するに競馬にはふさわしい形状…まさかそれのために造ったのでもあるまいが…

DSC_1205_convert_20131002134215.jpg

戦争中には一時閉鎖したものの、60年代には復活、最近の経済不安な状態で、ついにここも閉鎖か、という話をたまに耳にするが、とりあえずは持ち応えているようだ。

もちろん、オフィシャルの賭け場。入口に入ったら、掲示板の前に群がる人の山。

DSC_1258_convert_20131002134526.jpg

ここの走り馬はすべて馬車をひくタイプ。それも1人乗りの2輪馬車。これは、「パドヴァネッラLa Padovanella」と言われ、800年代半ばに、ここパドヴァで生まれたもの。

DSC_1199_convert_20131002134108.jpg

もちろん、荷物を運ぶために生まれたものだが、競争用に軽量化し、ここに騎手が乗って(もちろん荷物は積まない…昔は積んでいたのかもしれない…)馬を走らせる、というものだ。
このスタイルの競争用馬車はこのパドヴァからイタリア全土に広まって、800年代後半には各地にて非常に好まれて使用されていたという。

ちなみにこの競馬場近くに同名のPadovanellaという老舗有名レストランがあったのだが、数年前に惜しまれつつ閉店した。馬肉を食べさせてくれる店だった。

さて、この日はあいにくの雨の9月の日曜日。私にはあまり経験のないこの雰囲気のなか、見学気分で訪れた。

レースの前に、ローマ時代の人々を模した人の行進と中世時代の騎士、パリオかな。少々パフォーマンスあり。

DSC_1186_convert_20131002133928.jpg

DSC_1194_convert_20131002134004.jpg

その後、本レース開始。2周くらいしてあっという間に終了してしまった。が、近くで見るとなかなかの迫力。

DSC_1212_convert_20131002134337.jpg

DSC_1229_convert_20131002134418.jpg

実はこの日、夫の取材の仕事にくっついて見に行ったのだが、私とびおらの目的は、レースではなくて、その隅っこでやっている子供のための馬遊び体験。

ポニー試乗体験。

DSC_1196_convert_20131002134037.jpg

乗馬のお試しレッスン。

DSC_1233_convert_20131002134602.jpg

馬屋の見学。

DSC_1242_convert_20131002134634.jpg

と3つのポイントを体験すると、終了証を渡してくれる。馬ダーイ好きなので、にっこり笑顔!!

DSC_1251_convert_20131002134700.jpg




関連記事


テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

  1. Padova/パドヴァ
  2. | trackback:0
  3. | comment:2
<<かぼちゃとりんごとラデッキオと… | top | Baccalà in umido バッカラの煮込み>>


comment

パドヴァにも競馬場があったんですね。馬車を曳く繋駕競走はローマのトール・ディ・ヴァレ競馬場で一回見たことがあります。思っていた以上にレースが激しくてびっくりしました。パドヴァが発祥の地とはまたまた驚きです。また、見に行きたいな。
  1. 2013/10/03(Thu) 07:59:14 |
  2. URL |
  3. kaoru #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

kaoruさま、
いつもありがとうございます。パドヴァネッラなんていかにもパドヴァっぽいですが、この馬車はパドヴァで生まれたそうなんです。ほんとかーっ!と思ってwikipediaでも調べましたが、やはりそうでした。それにしても競馬場の雰囲気とは独特ですね、世界共通!
  1. 2013/10/05(Sat) 15:23:57 |
  2. URL |
  3. aki #-
  4. [ 編集 ]

comment


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://violamasako.blog83.fc2.com/tb.php/728-4ac99c21
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)