パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



食べる馬と走る馬 :: 2013/11/15(Fri)

馬の飼育場を訪れた。目的は特になくて、たまたまヤボ用(どんな用だっ!)のため。自宅から車でそう離れていない、いたって普通の畑や草ぼうぼうの空き地にたつ看板“IPPOCAMPO/イッポカンポ”つまり“馬の広場”。“イッポ”はギリシャ語からくるもので“馬”を表すものだが、現在でも馬関連の言葉によく使われている。

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馬屋が並んでいる方角に進んでみると、いるいる。朝だったので、皆お食事中。まるまるとしっかりとした体つきをしたこの2頭は、食用馬。ここヴェネトでは、馬食が伝統的に残っているが、もともと固い馬肉、食用としての成育は2年までなのだそうだ。

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伝統としてある、とはいうものの、やはり牛や豚、鶏のように日常的に食べるものでもない。が、パドヴァのチェントロ、それも中心にある食料品の商店街は50店の食品店のうち4軒が馬肉専門店というのだけでも、結構な日常的な食材であることは伺える。

実はこの馬屋、様々なドラマがあり、現在取り壊し中。食用馬の飼育もここ数日で終えてしまうとのこと。なんだか初冬の曇空の下、寂しい感が漂っている。ちなみにこのお馬さんたち、私が小1時間滞在していた間、一度も休むことなく食事を続けていたため、一度もお顔を拝見することなく…

その馬屋の後には、馬術レッスン用の馬だとか、個人所有の馬だとかが飼育されている。

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そのなかのこの白馬。所々はげちゃっているが、37歳という高齢。ジーナおばあちゃん。

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なんでもイタリアで最高齢馬は41歳というので、がんばって記録更新なるか、というところらしい。もちろんヴェネトでは、彼女が最高齢記録を保持しているとか。

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よく食べ、健康に暮らしている、という。まるで人間のおばちゃんを扱うかのように飼育係の人たちの彼女を見つめる眼差しも温かいものがある。

後からやってきたこの彼女(名前は忘れた)は品評会用。

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扉が開かれて見えたお尻からしてもうその品格十分。よく手入れがされていて、体もツヤツヤ、鬣も非常に手入れが行き届く。この馬の責任者であるクリスティーナさん、まるで我が娘のような親密ぶり。

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他に犬やら道端でさまよい歩いていたというヤギやら…いろいろな動物たちが穏やか~に暮らす、パドヴァ郊外。

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