パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



サンマルティーノはガチョウの日~リストランテ・ダ・ジョヴァンニ~ :: 2013/11/18(Mon)

パドヴァ郊外、サン・ジョルジョ・イン・ボスコという町にある古いレストラン。オーナーのジョヴァンニさんのお父さんの時代からの食事処。

パドヴァのレストラン組合にて、伝統的料理を守り続ける店『Padova da Gustare(味わうべきパドヴァ)』の加盟店でもある。

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店の裏側に家畜場があり、豚や鶏類を飼育、それを店のメニューに使用している。レストランとは言え、家族的雰囲気の強いトラットリア。

チッタデッラからほど近いので、チッタデッラのサッカーチームの御用達店でもある。

ここでの名物はジョヴァンニさんがうつ生パスタを使ったタリアテッレ。大きなのし台に長いマルテッロ(めん棒)を使って客席に置かれた中央のテーブルにて彼の作業ぶりを見ることができる。

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この大きな台と長―いめん棒、私も欲しいんだよなぁ…この良品はなかなか市販品として現在お目にかかれるものではない。これより2廻りくらい小さいものしか手に入らない。

さてさて、早速パスタ打ちにとりかかってくれた。この日もお昼に来ていたサッカーチームのお得意さんのテーブルにてお酒を飲んでいたらしいのはバレバレな赤い顔であっという間に大きく薄くなる生地。

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できたてのタリアテッレには、ジョヴァンニさんのラグーragù di Giovannni(ラグー・ディ・ジョヴァンニ)を添える。4種の肉を使ったラグーで肉はミンチしたものではなくて手で切り刻んだもの。

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ビーゴリに合わせる鴨のラグーも美味しいよ、というので、2種類盛にていただいた。

順序は異なるが、前菜には自家製サラミやらポレンタ、キノコ、ポレンタの盛り合わせ。ヴェネトの一般的前菜。

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ボッリートの牛の肩肉を盛ったセコンドの皿。

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11月11日はサン・マルティーノの日にて、同聖人にちなんでヴェネトではオーカ(ガチョウ)を食べる習慣がある。この日の“オーカ喰い”にちなんで言われる言葉があり、

"Chi no magna l'oca a San Martin nol fa el beco de un quatrin!".

つまりは、“サン・マルティーノにガチョウを食べない者はお金も得られない”とううことで、つまりはサン・マルティーノでガチョウを食べることがポルタ・フォルトゥーナ(好運)につながる、と言われている。この時期にはこの界隈ではよく使われるフレーズだ。

今年のサンマルティーノは月曜にて、来店のチャンスを逃したお馴染みさんより、この晩はガチョウ料理の予約がいっぱい。

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裏庭にて飼育されたガチョウさんが夜のために仕掛けられていた。この時期しか食さないものだから、これも季節もの。

Ristorante Da Giovanni
Piazza Xxix Aprire, 3 San Giorgio in Bosco (Padova)
Tel; 049.5994010


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