パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



オデルツォ Oderzo :: 2014/03/21(Fri)

トレヴィーゾ県の町。トレヴィーゾの町からは北西に40Km弱のところ。

なだらかに続く平野の先にあるこの地は、リヴェンツァ川、ピアーヴァ川の流れに挟まれた、この土地の代表的な農作地帯でもある。もちろん、それらの川の流れはヴェネツィアのラグーナへ、アドリア海へ流れ込む。

ヴェネトのなかでも非常に歴史的にも意味のある土地であり、それは、この町の立地に特に縁由していること。西に古代都市アクイレイアを配し、北イタリアを横断するポストゥミア街道にてつながるクレモナやアドリア海とは反対側のリグリア海側、ジェノヴァ間の通り路でもある。

ヴェネトのなかでも最古ともいえる町といえ、古代ローマの自治都市社会国家として、古代ローマの時代、2世紀には50,000人の住人がいたともされる。名だたるその時代の学者たちの記述にも記されてもいる。

フン・ゲルマン諸族の侵入やイスラム勢力の横行した時代には土地の歴史・文化の成長も衰えていったため、古代のような繁栄した時代には戻ることはなかったが、14世紀に入り、他のヴェネトの町と同様にヴェネツィア共和国の傘下となる。

町のなかには、ローマ期の遺跡があちこちに残されている。現在みられるそれらは、その保存のために大層なお金を費やした形跡も。ただし、もちろん全形を留めているわけではないので、注意深く観る必要がある。

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フォロ・ロマーノ、古代の水路(用水路)の跡、計算されて造られた町の設計などが図解を混ぜながら見学できるようになっているが、どれも興味を持って留意して覗きこむ必要あり。

町の中は現代風にアレンジされた建物がこれも不思議な感じで存在する。現代建築家の要素を持ったものであるのが、手にとるように解るようなのもあれば、あちこちの建物の壁には古い壁画がまだ美しい状態で保存されていたりもする。

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外部は簡素だけれど、内部はそれとは想像よりもはるかに豪華なドゥオーモ。

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中世期のヴェネツィアを想わせるロッジャ。そして獅子。

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河の流れをどこにいても感じる町の造りは、あくまでもヴェネトの香りがした。

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この地に到着する前に立ち寄った、オデルツォよりも少し南の町のやはりトレヴィーゾ県内のオステリア。
130年も前から同地でレストラン業を営むご主人の建物。

内部の改装は約10年前に手掛けられたものだそうだが、地元の人たちの日常、そしてハレのお祝いごとなどに使われる場所。

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美味しいセコンドの肉類はシンプルながらジューシーにて、同レストランの裏にて育てられた豚さんをラディッキオのグリルとともにいただく。

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締めはティラミスにて。

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