パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



ヴェネツィアの畑 サンテラズモ島 Isola di Sant’Erasmo :: 2014/04/01(Tue)

ヴェネツィア本島の北側、サンテラズモ島。

本島から水上バスで約30分。全く別地のような静かでのどかな風景の拡がる。曲がりくねりながら流れる河と、畑と草っぱら。猫やらあひる、がちょうやらものんびり日向ぼっこしている姿に、思わず「ここはどこ?!」との思い。

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ヴェネツィアの本島では見ることのない、車が走る島。

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この島の産業は農業だ。

家の庭先で自宅用に野菜を栽培、というのはいたって普通な光景だが、こういう自宅用のものを除くとこの島には約15軒弱の農家が存在している。
同島周辺はヴェネツィアのなかでも特に農業が盛んな地域。ブラーノ島周辺のいくつかの島にて農産物が生産されており、サンテラズモ島の他、周辺のヴィニョーレ島、マッツォルボ島、そしてもう少し北側にいったリオ・ピッコロなどが主な場所となる。

その産物の売り先はほぼヴェネツィア本島の住人向け。

年間に渡り、その季節ごとの野菜をつくる。島はその土地の性質が2種に分かれているとされていて、砂地の部分と泥地の部分。それぞれの性質の土に適した野菜が育てられているという。

この時期は、冬の終わり~春にかけて緑の野菜が満載。

この日に訪問したフィノテッリ農園は週に一度、個別注文を受ける顧客に向けて野菜を船でヴェネツィアへ運ぶ日。ひとつひとつの注文ごとにビニール袋に詰められ、マジックで顧客名を書かれ、午後には自宅前の船着き場からボートに乗せてヴェネツィアへ納品に出かける。かなりの大忙しの日。

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おまけにこの日は中学生の社会見学の訪問日とあり、てんてこまいの日だった。(こんな日にわざわざ押しかけていた私も私だが…)

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そんな忙しい日なのにも関わらず、島をひと巡りして島の様子をとりあえずは観察。いわゆる“チェントロ(中心地)”と言われる場所も存在する(知らなかった!!)。

ここは、ワインの製造もされていて、これが同島唯一のカンティーナ。

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近年は、プロセッコの栽培にも成功しているそう。

地元種は、ラヴォーゾ。ここでブドウの世話をしているルチアーノさん、通称ペッパさん。ものすごい訛りの持ち主で、「イタリア語、解るのか?」と聞いてはくれながら、一生懸命話をしてくれるのだが、この日に案内してくれた甥っ子のカルロさんに「イタリア語」にて通訳してもらう。それでも8割は理解したよ(笑)、ペッパさん。

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この日の目的は、こちら…

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ヴェネツィアの春の産物。収穫の始まり時期。今後しばらくは様子を見るつもりだ。

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↑それにしても、素敵な農作業姿…

そして、ヴェネツィアの「スパレゼー(sparesee)」。

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アスパラのこと。あくまでも語尾の「ゼー」に発音のアクセントをおく。ヴェネツィア風に発音するのがポイントで必須!!
イタリア語は「アスパーラジ(asparagi)」です。


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テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

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