パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



トリエステのグロッタ・ジガンテ :: 2014/08/02(Sat)

トリエステの郊外に大きな洞窟がある。Grotta Gigante(グロッタ・ジガンテ)と呼ばれているもの。この付近一帯の地層の下に長い長い、途方も暮れるような年月をかけて上層及び付近を流れる河川水、そして雨水などの地表水などの浸食によりできあがった、巨大な(ジガンテ)巨大な洞窟。

なんとなんと1000万年前の洞窟が1800年代に発見されたもの。その後整備されて現在は一般公開もされている。見学はすべて専属のガイドとともに入ることになるので、時間になるまで、まずは皆で待機。

DSC_0096_convert_20140802151434.jpg

グロッタの中に入った途端、全ての人がワーッと歓声をあげる特異な風景。

DSC_0108_convert_20140802151558.jpg

DSC_0157_convert_20140802151929.jpg

内部は500段の下り階段と500段の上り階段があり、そこを歩いて見学する。

DSC_0122_convert_20140802151643.jpg

底に続くらせん階段は終わりがないようにも見えるし、大きな大きな自然の力と永い永い時の流れとが作用した洞窟を目の前にすると、いろいろなものの時が止まっているような錯覚。…でも、止まっているのではなくて、当然のことながら現在も進行形なのだ。その速さはおおよそ15年かけて1mmという速度。

DSC_0124_convert_20140802151713.jpg

むきだしの岩肌はひんやりと冷たくて、内部温度は常に11℃。暑い夏場でも羽織るものが必要。そして、どこもしっとりと水で濡れている。湿度96%。地上12mの高さから、海抜150mまで階段で下りることができる。

内部にあちこちに見える塔のようなもの。これは上部から落ちてくる水が落ちて岩にあたり、表面にパッと拡散することによって上部表面が平らになりそれが層になっていくのだとか(説明しずらい~)。この塔の高さも12年に1mmという速度なのだとか。

DSC_0132_convert_20140802152545.jpg

DSC_0135_convert_20140802151906.jpg

もちろん、ここは研究機関にもなっていて、トリエステ大学によって、地質研究がなされている。そして、海底プレートの動きなどを測定する機械が設置されており、刻一刻のデータが大学内にて知ることができる。地震研究の一貫でもある。

DSC_0160_convert_20140802151959.jpg

それにしても…「すごいすごい」としかいいようのない自然。毎年恒例のクロアチアへの休暇の途中に立ち寄ったのだが、私たちの向かうイストリア半島にかけては、このような地下洞窟がいくつかあるらしい。


関連記事


テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

  1. Italia他の町
  2. | trackback:0
  3. | comment:0
<<プロセッコの老舗カンティーナ『Bisol(ビソール)』 | top | ソアーヴェの街>>


comment

comment


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://violamasako.blog83.fc2.com/tb.php/789-13ce23a6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)