パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



バヴァラッセ(Bavarasse)とヴェラーチ(Veraci) :: 2014/11/29(Sat)

両者とも、ヴォンゴレ(アサリ)を指す。

ヴェネツィアのあるラグーナは広い範囲にある浅瀬(潟)の続く地形であり、そこで獲れるこの土地独特の魚介が豊富。ヴェネツィア料理には、これらを使用した料理が土地の代表料理となっているのは無論だが、そのなかでもヴォンゴレを使ったスパゲティなどは土地の料理店にはほぼ完全な確立でお目にかかる地元料理だ。

魚屋にいくと、たいていヴォンゴレは2種類は置いてある。それが表題のもの。


小さいものは地元産で、バヴァラッセBavarasseとかヴェヴァラッセVevarasse、ヴェヴェラッセVeverasse、ペヴァラッセPevarasse等々、ヴェネツィア訛り特有の濁音混じりで呼ばれている。

対してヴェラーチVeraciと呼ばれるものは、フィリピン沖原産と言われており、船の底に張り付いていたものが、広域に渡って生息地域を変えているもの。

見た目の違いは大きさで一目瞭然。地元産のものは小さめ、ヴェラーチは大きい。

スパゲティなどにする場合には、我が家の魚屋さんは、かならず前者の小ぶりな地元産を推薦する。身は小さいが、香りが強く、パスタと絡める際の貝から出る汁が段違いで旨い。
値段は地元産のバヴァレッセのほうが少々高め。ヴェラーチは成育も速いので、養殖向きでもある。

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この日は2種類のヴォンゴレを用いて、魚介のスパゲティを。

使うエビも種類を違えて3種用意。

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貝類をまとめて一気に鍋で火に入れ、開かせる。

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フライパンには美味しいトマトをたっぷり入れて火を入れる。

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そこに具を加えて火を入れてできあがり。茹で上げたスパゲティをしっかり絡ませる。

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海の幸たっぷりのヴェネツィア風魚介のスパゲティ。スパゲティ・フルッティ・ディ・マーレSpaghetti frutti di mareのできあがり。

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