パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



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カステルフランコの人気お菓子屋さん『FRACCARO』のパネットーネ :: 2014/12/04(Thu)

トレヴィーゾ県、カステルフランコ・ヴェネトCastelfranco Venetoという町にて1932年創業のお菓子屋さん、『フラァッカーロ(FRACCARO)』。

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今もどこのパン屋さんも同様、パン製造とともに焼き菓子、特に発酵焼き菓子などもつくっているが、同店の創業もパンからスタートし、菓子中心へと転化してきた。

ヴェネトでは、ナターレやパスクアなど、大切な年間行事のあるときどきになると、フォカッチャと呼ばれる甘い膨らんだパンケーキのようなものが頻繁に食べられる。この店を地元で有名にしてきたのは、このような発酵時間の長い特殊な焼き菓子。地元菓子を土地の人たちのためにつくってきた、という流れにて、地元に愛される菓子店に発展。

このフォカッチャ、パネットーネなどは、自然酵母を使った伝統的製法にて、現在に至るまでこの店の評判を支えているものでもある。

この日のお目当ては、ここのパネットーネ。ナターレが近づいて、店内はパネットーネ一色になっている。

今年の目玉はこちら。

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10月後半に開催されたトリノのサローネ・デル・グストの会場にて、スローフードに認定された素材をたっぷり使い、そして店に伝わるオリジナル自然酵母を使ってのパネットーネにて、賞を獲得したもの。
トリノで見た時は、「あー、もうパネットーネか…」と思っていたけれど、もうすっかりシーズン真っ最中…。時の経つのは早いなぁ。

賞を獲得したのは、まあ、使用素材を集めたから、と言われればそれまでのことなのだが、それを抜きにしても、同店のパネットーネ、とってもよくできていると思う。生地の密度としっとり感、そして甘さと香り。

パネットーネはピンキリあり、1個1kgのもので3ユーロそこそこで販売している大手メーカーのものもあれば、個店レベルでは10倍にもなる。それでも、評判の店や評判のパスティチエレの店、各種ガイド本などでランクづけされているもの等々、旨いパネットーネを一度味わうと、今度はあそこのも試してみたいわ…ということになる。

パネットーネの旨さの決め手はまずは生地の旨さ。基本の基本。各店で永い年月子供を育てるように、愛情と手間を惜しまずに、毎日毎日世話をしてあげて保持している天然酵母。リエヴィト・マードレがその店を支えている、といっても過言でもない?!
そしてたっぷりと使われる具材の美味さ。カンディーティと呼ばれる、フルーツの砂糖漬けが混ぜ込まれるが、これが非常に味にも左右するものでもある。

さて、他にも店内には、クラッシックなものから変わり種まで、パネットーネの種類は実に豊富。

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地元のカステルフランコ産のラディッキオを使ったものもある。

自宅用には、簡易包装のものを。お財布にも優しい。また食べるべきものが増えてしまった…食べきれるかな…

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同店、最近、店舗を改装したばかり。店内にショップを設け、広々としたモダンな店に変身した。製造現場も裏手に控えている。

この日はパンも売り切れていたけれど、パンや生菓子類の対面販売コーナーや、

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ピッツァは、地元ならではの馬肉のスフィラッチ(ジャーキーみたいなもの)の載ったものなんかも。

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パニーニも可愛らしい。

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アルティジャナーレの良さを生かしつつ、守備範囲を広げつつ…でもいつまでも地元のお菓子屋さんであるべき、とは、オーナーのルカさん。

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Pasticceria FRACCARO
Via Circonvallazione Ovest, 25/27 Castelfranco Veneto (TV)
Tel; +39.0423.49142




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テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

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