パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



ブランドーリ通りのオステリア Antica Osteria di Via Brandolini :: 2015/02/17(Tue)


トレヴィーゾ県の北の端、ソリゲット(Solighetto)という町にある心地よい食事処。ここはプロセッコの産地でもある、丘陵地帯の中腹の静かな場所。

地元の人が一番にお勧めするのが、同店、『アンティーカ・オステリア・ディ・ヴィア・ブランドーニ(Antica Osteria Via brandolini』。その店名は、店のある通り(ヴィア)の名からきていて、趣のある看板が目印。

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中に入ると、落ち着いていながらクラッシックな雰囲気のする店内。ムラーノの美しい鮮やかな色のガラスが整然と置かれていて、背筋がぴしっとしながらも、美味しいものを食べさせてくれそうな、いい予感のするエントランス部分。

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実は数年前にもこの地に仕事で訪れた際に連れていってもらって、いい店だなぁ~と思ってたところ、また偶然に女友達3人で訪れた。それも、地元のワイナリーの方に推薦してもらって、来てみたらここだった、という。嬉しい偶然だった。前回は記憶もたどたどしかったけれど(というか、昼食場所を覚える余裕もなかった…)、今回こそは、覚えたぞ!!

メニューはほぼ店のお任せ。アンティパストには季節の野菜のたーっぷりな盛り合わせが運ばれてくる。彩りよく、野菜の美味しさを味わえる。

普段、野菜料理というと、形なく、くったくたに皿の上にゴソッとのっけられてくる、という場面が多いが(それはそれで美味しい。野菜の種類によってはそっちのほうが美味しいのだけれど)、ここのは、とってもシンプルに、そしてあっさり。カボチャなんてスライスして茹でただけで出されてきたりする。地元、アーゾロのオイルを少しかけていただく。素材の旨みに、「御馳走様」と言いたくなる。

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そして、地元のサラミやハムの皿が。各自好きな分だけを取り分けるスタイルだ。豆の煮たのや、米のサラダやら、今の季節のヴェネトには欠かせない、ラディツキオなど…

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盛り合わせると、こんな感じ。

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お次はその日のプリモ・ピアット。カボチャの詰め物をしたトルテッリやら、秋ならば、きのこを手打ちのタリアテッレに合わせて。

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お腹の余裕があれば、ぜひ食べたい、この店の名物、スピエード。つまり、串に刺した肉のローストだが、ここは滋味あるウズラの肉で。

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こんな感じに窯の火でじっくりと焼かれる。

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(この写真は店のHPより)

ドルチェは毎日店で焼かれるトルタ類が客席の傍らに並ぶ。これも店の名物。食事していると、厨房から熱々のトルタができあがってきて、型のままそこで冷まされる。

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とりたてて変わったドルチェがあるというわけでもないが、どれもこれも優しいマンマの味がする。

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夕食に訪れていないので、夜の様子は解り兼ねるが、昼は感じのよい客層。スーツ姿の男性のグループはこの店の昼には欠かせない光景。店の雰囲気からもビジネスランチにぴったりな仕様。

個人的には、昼にこういうビジネスマンたちが食事をしている店って、非常に心地よい感じに食事のできる、という基準のひとつにもなっているところでもある。

美味しいプロセッコは必須のこの土地。時間や仕事や帰りの車の運転など気にせずに訪れたいなぁ…と想う店。

Antica Osteria di Via Brandolini
Via Brandolini, 35 - 31050 Solighetto (TV)


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