パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



ヴェネツィアの伝説。アダさんとリアルト橋にて :: 2015/10/03(Sat)

ヴェネツィアのオステリア、バーカロのメニューをこの人ほどよく知る人はいないだろう、アダsなん。料理人というよりも、何も着飾りのない、あったかいマンマなのだけれど、いろんなお宝を秘めている人。とても多くの人から慕われている人物。

少々肌寒くなったこの日の朝、アダさんとリアルト橋の市場で待ち合わせ。市場に並ぶ季節の食材を見ながら、お昼の相談を始める。

DSC_0403_convert_20151003152533.jpg

DSC_0407_convert_20151003152700.jpg

まずは、お魚。いつものお魚屋さんに立ち寄り、新鮮な魚を目の前に…今日は魚介と野菜のフリットにしましょう、とのことで、Moli (モーリ)Triglia(トリリア)をメインに決める。前者は白身の小さなメルルーサ、後者は同じく白身だが、モーリより一回り小さい、メバルの一種。

DSC_0399_convert_20151003152602.jpg

そして、季節のポルチーニを買いに、八百屋さんへ。こちらもいつも、の場所。これは、あとでエビと一緒にタリアテッレにしていただくことに。キオディーニも少し混ぜてもらって、2種のきのこのパスタとする。

DSC_0412_convert_20151003152635.jpg

DSC_0413_convert_20151003152724.jpg

その後、パスタ屋、スーパーなどで用を足して、彼女の自宅へ。小さな典型的なヴェネツィアのお家。現在は一人暮らしのアダさん。亡くなっただんなさんや、息子さん、孫、親戚などの写真がいーっぱい飾られた、綺麗に整頓された小さなお城だ。

他にもグランせオラ(カニ)やらたくさんのエビなども買い物しているので、まずはそれらの魚介類の掃除に入る。

DSC_0425_convert_20151003152829.jpg

カニは丸ごと茹でて、甲羅をはずし、身肉を丁寧にはずして、オイルと塩、コショウ、レモンで味付け。超シンプルだけど、これが美味いんだ。

DSC_0438_convert_20151003152916.jpg

エビと他に買ったスカンピもきれいに掃除し、スカンピの頭は旨味をじっくりと取り出して、その旨味たっぷりのフライパンでポルチーニとキオディーニを炒める。

DSC_0417_convert_20151003152746.jpg

DSC_0424_convert_20151003152807.jpg

タリアテッレと合わせて、季節の一皿。

DSC_0446_convert_20151003152938.jpg

2種の小魚は、丸ごと粉をまぶして油で揚げ、エビは卵に絡ませてから粉をつけて油で揚げる。ナスやズッキーニ、人参なども一緒に揚げて、大きなお皿に一盛り。シンプルだけど、これも、またイイ。

DSC_0449_convert_20151003153000.jpg

季節のイチジクと山のチーズ、そしていつものアダさん手作りの保存野菜もアンティパストに加わり、穏やかないいランチタイムをとった。

DSC_0431_convert_20151003152852.jpg

アダさん、いつもありがとう。これからもよろしくね!

愛猫、ティグロくん。

DSC_0432_convert_20151003153723.jpg



関連記事


テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

  1. Corso di cucina/料理教室
  2. | trackback:0
  3. | comment:0
<<マラーノのポレンタ祭り Festa del Mais Marano | top | 燕三条の技と食 in EXPO Milano>>


comment

comment


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://violamasako.blog83.fc2.com/tb.php/845-a0447be7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)