パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



パドヴァ名物 茹でタコ屋台 La Folperia(ラ・フォルペリア) :: 2015/12/08(Tue)

夕暮れのパドヴァの街。街の中心となるラジョーネ宮の脇、ピアッツァ・デッラ・フルッタ(フルッタ広場)に私のだーい好きな場所がある。

移動式屋台で魚介の惣菜を売る店、『ラ・フォルペリア』。名物は茹でたタコ。店名もまさしく『茹でタコ屋』。タコはイタリア語でポルポ(Polpo)というが、ここヴェネトの発音ではフォルポ(Folpo)というのが正しい言い方だから。

夕方になると広場の片隅に赤いひさしの小さなコーナーができて、いつでも人だかりとなる名物・人気店。

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ガラスのケースの中には、エビやイカの揚げ物や、バッカラ・マンテカートなど、いわゆる魚介のヴェネツィア料理がならぶ。そして、その奥に置かれているステンレスの大きな鍋には茹でたてのタコがいっぱい。

注文すると適当に大きさを見計らってタコを見せてくれるので、それを確認したら、店のお兄さんが一口大にブツブツッと切ってくれて、パセリとニンニクのたっぷり入ったサルサ・ヴェルデを上からかけてくれる。

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それを楊枝でつまんで食べる。飲み物は広場にあるバールで調達。ほんのり温かい柔らかいタコとプロセッコ…たまらない組み合わせ。

季節によっては、これも名物、ヴォボレッティ(小さいカタツムリ)やら、マザネッティ(沢ガニ)を茹でたのもある。これも同様、サルサ・ヴェルデでいただくのだが、こちらは手を汚しながらいただくのが、流儀。

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そして、なによりここのお兄さんが、いい。少々、声、甲高し。そしていつも笑顔を絶やさずに…ちょっとおカマちゃんぽい。

タコを食べるのももちろんだが、このお兄ちゃんと話すのがまた楽しみで、小さな店の前にはいつもたくさんの人がいるものの、お兄ちゃんの前に立つ位置を確保するがためもあり、注文はカウンターの正面に陣取る。

夏の暑い夕暮れ時のこの店の風景も、冬の寒い霧の中にボヤリと佇んでいる風景も、どちらも好み。
小さなカウンターを囲んで、皆が思い思いのスタイルで食べるタコ。本当に最高‼︎

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