パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



パドヴァのナターレ2016 :: 2015/12/24(Thu)

ナターレシーズン最高潮。明日はvigilia di natale。クリスマス・イブ。学校もその前日の23日に終了し、明日から家族が集う、ナターレの恒例シーズンだ。

街は12月8日の「無原罪の御宿り(Immacolata Concenzione)」からがナターレに入る。この日は無原罪(聖母マリア)がイエスを宿したといわれている。聖母マリアはその存在がすでに無原罪であり、原罪を取り除くイエスが宿ったことによる祝いの日…と聞く。

各家庭でもこの日以降にはクリスマスツリーを飾りつけられ、正式にシーズン突入。街と同様、人々の気分も高まる、というわけだ。

パドヴァのナターレの恒例は、市庁舎前に飾られる大きな大きなクリスマスツリー。トレンティーノ・アルト・アディジェから運ばれてくるモミの木に装飾が施される。

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そして、街のあちこちにはバンカレッレと呼ばれる屋台がところ狭しと並び、ナターレグッズやら、駄菓子類やらを賑々しく販売する。

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これらの光景、そして屋台の内容なども、毎年恒例。それもほぼ毎年同じ位置に同じ屋台が並ぶのであるが、誰もがこのシーズンには心踊る感覚を覚えるし、特に用事はなくとも、週末ともなると家族や友人たちと街中をそぞろ歩きたくなるもの。

普段の週末は、街中の商店は閉まっているものだが、ナターレ前ともなると、休日返上でどこの店のシャッターも開けられ、賑わいが添えられている。

街はところどころにイルミネーションが施されるので、夕方以降はなおのこと、素敵な雰囲気が街じゅうに広がるのだ。

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こうして、寒いなかを露店を覗きながら、最後にバールに入って温かいチョコラータ・カルダ、一杯のスプリッツやらプロセッコを飲む…というのが、冬の正しいそぞろ歩きのスタイル。

カトリック教徒でない私は、この時期に重要な教会の催事などに出かけることもなく、間違いなく”エセ”な人なんだけれど、この時期はなんとなく気分もうきうきとするし、そして、改めて強く家族を思い返したりする時期でもある。

さぁ、ナターレに集う親戚たちに持参するプレゼントを考えるのが毎年の憂鬱の元ではあるけれど、またそれも楽しい瞬間でもある、ということにて。

そして、1月6日の東方の三賢者の日までが、この賑やかさが続く…

Vi auguro di tante cose…buon natale a tutti voi!!

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