パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



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Bigoi Padova パドヴァのビーゴリ屋 :: 2016/05/09(Mon)

パドヴァ旧市街地の目ぬき通りに、新店オープン。「Bigoi Padova」。
「ビゴーイ・パドヴァ」と読むが、正しくは「ビーゴリ・パドヴァ(Bigoli Padova)」

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ヴェネトの土地のパスタ、ビーゴリという太いスパゲティ状のパスタ専門店だ。この店の”新しいこと”といえば、

1. 大きい紙コップを器に使い、持ち帰り・立食い推進スタイル---いわゆるパスタのファストフード
2. 一人前たったの5ユーロこっきり---パニーノ以外で5ユーロ以下で終結できる食事

ということ。イタリアならではの食事スタイルからは逸脱した、ここでは結構な画期的店舗だ。

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ファストフードというのが、ハンバーガーはともかくも、イタリアにはもともと少ない。おまけに道端で座って(または立ちながら)食事をする、なんてことはもってのほか、という食事重視型の食習慣のこの国で、こういうスタイルが始まる(または流行る)ことは、ある年齢層以上の方にはカルチャーショックとしかいえない。

おまけにこの低価格。パニーノを食べたって、今やこれくらい払う必要がある。食事というと今までだったら一番手軽なのが、セルフサービススタイルの店だっただろう。好きなものだけをチョイスして、というものだが、これもできたばかりのことは非常に画期的なものであったに違いない。
ましてやこの「一皿5ユーロ」だと、ちょっと軽食を…というときの選択肢のひとつに必ずしや入る価格帯。ようやく分かってくれたか…と思いたいところだが、それもこれも賛否両論。

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※この写真は、「Il Mattino di Padova」からお借りしました。

話しはそれるが、学校給食で経費削減のために、プリモ→セコンド、コントルノという提供スタイルをやめて、一皿盛り(ピアット・ウニコ)にしようとするだけで、保護者からの大反対で騒ぎになるお国柄だ。

平日でも昼食は平日でも家族で囲んでしっかり食べる、という従来スタイルなど、もう都市部ではほぼお見かけしなくなってはいるだろうが、昼食重視型志向もかなり薄らいでいる現れだろう。
パドヴァは大学の街でもあり、若者が街中に溢れている。彼らには、待ってました、とばかりにこんな店に集うのは一目瞭然。いろいろなことを言う人はいるけれど、消費側の選択肢が広がることは、とても良いことだと思う。

おまけに目の前で調理してくれる”アル・モメント”スタイル。作り手が見えるのも、また不気味なものが入っているかもしれない、という不安を持ちながら体に悪いものを食べる、という観念もないことは、非常にポジティブ。

開店初日はオープン時間の12時から店前には長蛇の列。数時間でこの日に用意したパスタが完売してしまう、という盛況ぶり。

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メニューはポモドーロ(トマトソース)、スーゴ(ミートソース)、ペスト・アッラ・ジェノベーゼ(バジリコのソース)の3種から選べる。

東京出店計画もあるらしい。


Bigoi Padova
Via Umberto 1


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