パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



スポンサーサイト :: --/--/--(--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


  1. スポンサー広告
DOLO(ドーロ)の粉挽き水車 :: 2016/07/14(Thu)

パドヴァからヴェネツィアにかけてはブレンタという川が流れている。この川及び川辺はヴェネツィア共和国時代に現在の形を造られたもので、緩やかな平原に穏やかな水流を抱き、豊かな大地を背景にして、その時代から貴族たちの別荘地として知られた場所だ。

川に沿った美しい景観は、かつて「セレニッシマ(Serenissima=晴朗きわまる所)」と呼ばれたヴェネツィア共和国の保護のもとに川辺を正面とする豪華な邸宅が造り上げた景色でもある。川の流れとこの土地の美しさから、同国も、認められた貴族以外の住居建築を禁止したほど、と言われている。

川に沿ったいくつかの街は、数世紀を経て、現在もヴェネツィア県下、パドヴァ県下に置かれている。
そのうちのヴェネツィア県にあるドーロという場所がある。ブレンタ沿いでは最も地元の人たちの集う場所である、といってもいいかもしれない。

IMG_5285_convert_20160714181511.jpg

川沿いにつくられた広場は、15世紀前半に築かれた、ムリーノ(粉挽き用の水車)があり、夕方ともなるとそこを中心にして人々が集まる。
現在、ここはバールとなっていて、このムリーノを見ながらアペリティーヴォをする人気スポット。
もともとはもちろん貴族の邸宅の持ち物であり、その後文化財に指定されて現在はバールの一部として利用されているもの。

IMG_5290_convert_20160714181537.jpg

ここから見える風景と水の音が、特に夏の夕涼みにはもってこい、なのだ。

IMG_5292_convert_20160714181559.jpg

この先には、スクエーロ(squero)と呼ばれる、船付き場があり、これも1500年代のもの。

IMG_5293_convert_20160714181620.jpg

ヴェネツィア-パドヴァ間はこのブレンタの流れる川面をゆったりと走るととても気持ちがいい。高速道路を使うと30分で到着する距離だが、時間の余裕をみてこの経路を辿るのが、個人的にはとても好き。
さらに時間があるときは、このムリーノで一休みするのがさらに良しな場所。



関連記事


テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

  1. Veneto/ヴェネト州
  2. | trackback:0
  3. | comment:0
<<リゾット・アッラ・ピロータ(Risotto alla Pilota) | top | ヴェネツィア・チケティ料理レッスン>>


comment

comment


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://violamasako.blog83.fc2.com/tb.php/894-79fc86da
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。