パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



ちょっとヴェネトとロンバルディア、そしてエミリアのお料理レッスン :: 2016/07/23(Sat)

リクエストがあると喜んでお引き受けしている、地元マンマのお料理レッスン。ヴェネトの良さをいらしてくださる方々に知っていただきたく、ヴェネト州内いくつかの拠点に信頼なるマンマとのコラボレーションをしている。

そのうちでも最もヴェネト州の南側の素敵なお宅に住む、ステファーニアさんとのレッスンを開催した。

ヴェネト州とはいえ、もうその先はロンバルディア、そしてエミリアが迫る。ポー川に近い地域にて、豊かな土地柄。
彼女のお宅は古〜い農家を改造したもの。古い建物にモダンなセンス抜群の手入れがしてあり、そして何気なく置いてある家具類がこれまた素敵。彼女のお母様、お爺様から受け継いだ歴史のある調度品が、モダンな屋内にしっくりとしているのだ。

DSC_0156_convert_20160723134543.jpg

DSC_0151_convert_20160723134508.jpg

料理家であるステファニアのつくるお料理は、同じメニューをリクエストしても、いつも何かしらの改善点があって、料理の研究に余念がない、ということが判る。

DSC_0120_convert_20160723134434.jpg

さて、この日に決めたメニューは、この3州のいいとこどり。ここならではの代表メニューをたくさん披露してもらった。

前菜には、ハムの盛り合わせにピンツィーニ(Pinzini)を添えて。生地に豚脂のストゥルッツォを加えてこねてのばし、高温の油で揚げる。油の中でプクッと膨れる。これは熱々をいただくのがベスト。

DSC_0081_convert_20160723134345.jpg

そして、淡水魚を食する土地ならでは。小さなウナギの唐揚げ。じっくりと長時間揚げて、頭も骨も丸ごと食べられる。が、イタリア人、きれいに残す…

DSC_0076_convert_20160723134327.jpg

プリモには、先述のリゾット・アッラ・ピロータにて。

セコンドは、鶏肉のランブルスコ煮。しっかりと掃除した鶏肉をたっぷりのランブルスコでじっくり艶やかに煮て仕上げる。もちろん、美味しく仕上げるには、いくつかのポイントあり‼︎

DSC_0087_convert_20160723134402.jpg

付け合わせには、小玉ねぎのアチェット・バルサミコ煮を…これらは、モデナの某有名バルサミコ醸造所での定番メニューを彼女がより美味しくアレンジしたもの。

ドルチェには、トルタ・デッレ・ローゼ(Torte alle Rose)。とにかくしっかりと発酵させた生地に、バターと砂糖を混ぜたクリームをのせ、それを切って型に並べてさらに発酵。

DSC_0050_convert_20160723134246.jpg

DSC_0063_convert_20160723134303.jpg

DSC_0090_convert_20160723134417.jpg

生地も材料もシンプルながら、この2回の発酵が決め手。

うまく発酵がいくと、そのタイトル通りにまるでバラの花のようなトルタに仕上がる。

DSC_0137_convert_20160723134451.jpg

これ、食後のデザートとしてはカロリーの気になるところだが、焼きたてが一番美味しい‼︎

今日も素敵なレッスンをありがとう‼︎

お土産に、庭の畑で採れた山ほどのジャガイモと桃、庭の放し飼い鶏の産みたて卵をたくさんいただいて帰途へ…

DSC_0153_convert_20160723134526.jpg





関連記事


テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

  1. Corso di cucina/料理教室
  2. | trackback:0
  3. | comment:0
<<ボヴォレッティ Bovoletti | top | 中世のお祭り、鷹のパリオ Palio dello Sparviero>>


comment

comment


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://violamasako.blog83.fc2.com/tb.php/898-21abe488
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)