パドヴァのとっておき。

北イタリア・ヴェネト州パドヴァより、料理や季節のおいしい情報を中心に、日々のできごとを綴ります。



栗の収穫祭 フェスタ・デイ・マローニ/Festa dei Marroni a COMBAI :: 2016/10/11(Tue)

またこの季節がやってきた。すっかり秋らしく、冬の足音が聞こえてくるこの時期は、栗の美味しい季節。
トレヴィーゾ県のコンバーイ(Combai)という、プロセッコの里に隣接した山の地域では、産地呼称であるI.G.P.を冠する栗の産地としても有名。

その地で毎年10月初旬には、収穫祭が開かれる。ここにたどり着くまでには、プロセッコのぶどう畑のなかをズンズンと登っていく。素晴らしく美しい風景のなかを進み、到着。

街に近づくにつれて人も車も多くなり、会場から少し離れたところに車を止めるように交通整理のおじさんに誘導されて、徒歩で街の中心へ。

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栗の会場へ直行。
会場は溢れかえるほどの人が、手を真っ黒にしながら栗を食べる、食べる。

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大きな仮説テントの入り口にある食券販売所。そこにも待機組の人たちの長蛇の列。
私たちも列に並び、焼き栗と、焼き栗にはまずはずせないトルボリーノ(torbolino)を。

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トルボリーノとは、この時期に飲むワインの前身。収穫して間もないぶどうの果汁は、発酵過程を経てアルコールへと変わっていくが、その発酵がまだ完全になされていないこともあり、糖が残りアルコール度数が低い。栗の収穫時期には、ちょうどこの段階のコレが季節的にも、そして」焼き栗に非常に合うことから、焼き栗とトルボリーノとはきってもきれない関係。

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ぶどうの果汁であるがため、この会場では、あえて”モスト”と呼んでいる。

会場では、テントの端にこれも恒例の大きな鍋で焼き栗製造中。

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できあがったものは、カウンターの後ろに構える、自動袋詰め機に運ばれ、各袋に同量ずつの栗が投入されたものを、食券と交換で手渡される。

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ここは地元の子供たちも仕事を担当する。

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会場外では、生栗の販売も。

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小さな小さな山あいの街の大イベントだから、迎える人も訪れる人も喜びを一緒に分かち合う。この季節とこの季節だからこその味覚を皆で大いに楽しむ、そんなイベント。

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街のあちこちに仕掛けられたスパヴェンティ・パッシ(かかし)。いつもながら妙にリアル…






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